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FOOD NEWS vol.24 犬養裕美子の今日、どこで何、食べる?『かるびあ~の』のおまかせ赤身3種盛り。

FOOD NEWS
  • RESTAURANT _ 犬養裕美子
  • GIFT _ 真野知子
  • SWEETS _ chico
  • NEW STANDARD _ 平野紗季子
vol.24
犬養裕美子の今日、どこで何、食べる?
『かるびあ~の』のおまかせ赤身3種盛り
状態のいい3種をピックアップ。¥2,800。この日は、赤牛の「内モモ」、短角牛の「しんしん」(モモの中心)と「かめのこ」(モモの一部)。薬味は柚子胡椒、わさび、スパイシーマスタード、たまり醤油+生卵。
状態のいい3種をピックアップ。¥2,800。この日は、赤牛の「内モモ」、短角牛の「しんしん」(モモの中心)と「かめのこ」(モモの一部)。薬味は柚子胡椒、わさび、スパイシーマスタード、たまり醤油+生卵。
 
黒毛和牛霜降りの「とろける甘さ」、ホルモンの「コリコリ&プルプル」。そして「熟成肉」(温度や湿度を管理して時間をかけて旨味を出したもの)のマジック。肉に関する話題は事欠かないが、いま肉好きが最も注目しているのが「赤身肉」だ。新橋『かるびあ〜の』の横内誠さんは、9年ほど前に青森の短角牛の生産者に出会った。自然放牧で育つ健康な和牛は、なんと力強い〝牛〞の味だろうと感激した。「赤身は本当にピュアな味。でも、サシが入っていないと高い価格がつかない。これじゃ生産者がかわいそう」。そこで横内さんは、肉の卸となり、自ら生産者の元へ出向き赤身牛を仕入れ始めた。さらにカウンター席の炭火焼肉『かるびあ〜の』を開店した。座ると目の前に炭火が置かれ、あとは好きなように自分で焼いて食べられる。初めての時はぜひ「おまかせ赤身3種盛り」を。女子にうれしいのは、きちんと形を揃え、筋や余計な脂をキレイに取り除いてくれていること。鮮やかな赤身をさっと炙って噛みしめると、じんわり両頬に旨味が広がる。そのままでも十分おいしいけど、薬味で味に変化をつけるのもいい。低カロリー、高たんぱくの健康な牛肉が、あなたの健全な肉体を作る。

いぬかい・ゆみこ レストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。
 
かるびあ~のかるびあ~の
東京都港区新橋3-7-4 
☎03・3519・2929 17:00~翌3:00 日・祝日休 
牛以外にも豚、馬と様々なお肉が楽しめる。


写真・清水奈緒 取材、文・犬養裕美子