マガジンワールド


FOOD NEWS vol.46 chicoのお菓子な宝物。『パティスリーSATSUKI』のあまおうアーモンドリンツァートルテ

FOOD NEWS
  • RESTAURANT _ 犬養裕美子
  • GIFT _ 真野知子
  • SWEETS _ chico
  • NEW STANDARD _ 平野紗季子
vol.46
chicoのお菓子な宝物
『パティスリーSATSUKI』のあまおうアーモンドリンツァートルテ
あまおうアーモンドリンツァートルテ¥2,300(~4月下旬。直径7×高さ9㎝) リンツァートルテに混ぜこんだ雑穀シリアルのプチプチもアクセント。ホワイトデーのおねだりスイーツにするのも手。
あまおうアーモンドリンツァートルテ¥2,300(~4月下旬。直径7×高さ9㎝) リンツァートルテに混ぜこんだ雑穀シリアルのプチプチもアクセント。ホワイトデーのおねだりスイーツにするのも手。
 
イチゴのツリーかピラミッドか。大ぶりとはいえプチガトーなのに、イチゴが11個もこぼれんばかりに積み重なっている! しかもブランドイチゴ、博多あまおうのなかでも日照時間に恵まれた福岡・八女市産だけ、という贅沢。ミツバチ交配で農薬も控え、自然な環境で育つイチゴは、果肉が柔らかく高糖度、でもちゃんと酸っぱくてお菓子に向いている。華やかな主役をひきたてるのは、アーモンドの香り。生地はアーモンドたっぷりのリンツァートルテ(オーストリアの焼き菓子)で、クリームにもアーモンドミルクを配合。ヘルシーで美容によいともっぱら噂のアーモンドミルクは、中島眞介グランシェフいわく、「ほかの素材の味を壊さずに、印象を深める縁の下の力持ち」。このお菓子ではアーモンドミルクのクリームが中心に入り、みずみずしいイチゴとほっこりしたリンツァートルテのまとめ役まで買って出ているみたい。食べる時はイチゴと生地とクリーム、全部を一緒に。すみずみまで紅く熟した果肉から果汁がじゅわり、たちまち甘酸っぱさと可憐な香りが溢れ、ジューシーな果実味をアーモンドのコクとこうばしい香りがリッチに、まろやかに彩っていく。これが極上イチゴの、この世でいちばんおいしい味わい方です。きっと。

チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。
 
パティスリーSATSUKI

東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ザ・メイン ロビィ階 
☎03・3221・7252 
11:00~21:00 無休

写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 構成・野村紀沙枝 文・chico