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FOOD NEWS vol. 110 chicoのお菓子な宝物。『ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ』のキャラメルショコラオランジュ

FOOD NEWS
  • RESTAURANT _ 犬養裕美子
  • GIFT _ 真野知子
  • SWEETS _ chico
  • NEW STANDARD _ 平野紗季子
vol.110
chicoのお菓子な宝物
『ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ』のキャラメルショコラオランジュ
ショコラムース、オレンジクリーム、ミルクチョコとオレンジのクリームなどが重なる、キャラメルショコラオランジュ¥580 濃密と軽さのせめぎ合いが心地いい。
ショコラムース、オレンジクリーム、ミルクチョコとオレンジのクリームなどが重なる、キャラメルショコラオランジュ¥580 濃密と軽さのせめぎ合いが心地いい。
 
たまたま1週間前にも来たばかりだったけど、『ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ』N.Y.ラウンジ ブティックのショーケースは変わっていた。それもそのはず、『ザ・リッツ・カールトン東京』などで活躍し、2015年のクープ・デュ・モンドでは日本を準優勝へと導いた德永純司さんが、こちらのエグゼクティブ シェフ パティシエになったのだ。子供もお年寄りもみんな大好き、いい意味でとがってないおいしさはそのままに、「ホテルのテーマの“フレッシュ”をより意識しています」とのこと。一見どっしりな「キャラメルショコラオランジュ」もしかりで、ショコラとキャラメル、ヘーゼルナッツという濃厚系テイストに、ちりばめたオレンジ皮の香りがパッとはじける。そのみずみずしい爽やかさに、チョコレートケーキは重いなんて常識はたちまち吹っ飛ぶ。そもそも彼のお菓子は軽やかさが身上、ショコラムースのゼラチンもギリギリまで抑え、ほぼチョコレートの力で立っているから、口にすると途端にすうっと消えてしまう。儚い口溶けの中に潜んでいたフィヤンティーヌがサクサク、思わぬ軽快な食感のリズムを奏でれば、もうすっかりやみつきに。軽いし食後感も心地よいしで、ついもう一個いってしまうのでした。

チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。
 
ホテル インターコンチネンタル
東京ベイ

「ザ・ショップ N.Y.ラウンジブティック」は1階に。今後、アフタヌーンティーやかき氷もリニューアル予定。東京都港区海岸1-16-2 ☎03・5404・7895(直通) 11:00~20:00 無休


写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 文・chico