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FOOD NEWS vol.112 犬養裕美子の今日、どこで何、食べる? 『Nanglo Ghar(ナングロ・ガル)』のサマエボウジセット

FOOD NEWS
  • RESTAURANT _ 犬養裕美子
  • GIFT _ 真野知子
  • SWEETS _ chico
  • NEW STANDARD _ 平野紗季子
vol.112
犬養裕美子の今日、どこで何、食べる?
『Nanglo Ghar(ナングロ・ガル)』のサマエボウジセット
サマエボウジセット¥1,200はネワール族の伝統食。干し飯、スパイシーラム、ジャガイモのドライカレー、大豆、スライス生姜、ホウレンソウ、茹で卵、漬物など。これを混ぜて食べる。
サマエボウジセット¥1,200はネワール族の伝統食。干し飯、スパイシーラム、ジャガイモのドライカレー、大豆、スライス生姜、ホウレンソウ、茹で卵、漬物など。これを混ぜて食べる。
 

いったいこれは何語? 何のおまじない? でも、覚えておいて損はない。今、エスニックタウン・大久保でもっとも注目すべきネパール料理店と、その人気メニューです。

韓国、ベトナム、タイ、中国辺境の地…など、数々の料理がここから世に広まったけれど、今年はどうやらネパールらしい。この「ナングロ」(すでに省略形で通じる)は、大久保と新大久保の駅の間、まさに目抜き通りに面したビルの3階(喫煙可能)と4階(禁煙)の広くておしゃれな店内は、時間を問わず満席! オーナーのスレタスさんは12年前に来日。故郷の味を楽しめる店を、と飲食店で働き、昨年末にオープン。日本には餃子の原型といわれるモモ(スープ餃子)や、油控えめの野菜や豆のカレーが先に紹介されてきたが、ここにはもっとディープなものが目白押し。個人的に気に入ったのは叩いて伸ばした米を炒った干し飯(チウラ)の未知の食感。

入門メニュー、サマエボウジセットとは、ネワール族(カトマンズ盆地に居住する民族)の伝統料理のセット。最後に酸味の強いパウーワという独特のソースをなめると消化にいいという。メニューを見ていると、ホントに知らない言葉だらけ。これは食べて覚えるしかない!

いぬかい・ゆみこ レストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。
 
Nanglo GharNanglo Ghar
東京都新宿区百人町1-17-10常陽第2ビル3~4F ☎03・6304・0933 11:00~23:00 無休


写真・清水奈緒 取材、文・犬養裕美子