マガジンワールド


FOOD NEWS vol.126 chicoのお菓子な宝物。『ラトリエモトゾー』のモンテビアンコ

FOOD NEWS
  • RESTAURANT _ 犬養裕美子
  • GIFT _ 真野知子
  • SWEETS _ chico
  • NEW STANDARD _ 平野紗季子
vol.126
chicoのお菓子な宝物
『ラトリエモトゾー』のモンテビアンコ
 新しくなったモンテビアンコ各¥540(写真中央と奥)、モンテビアンコ ジャポネーゼ各¥750(12月末頃までの限定販売)は、栗の風味も生クリームのおいしさも格別。モンテビアンコは、モンブランのイタリア語名。

新しくなったモンテビアンコ各¥540(写真中央と奥)、モンテビアンコ ジャポネーゼ各¥750(12月末頃までの限定販売)は、栗の風味も生クリームのおいしさも格別。モンテビアンコは、モンブランのイタリア語名。
 
そびえる白い山は、まさにヨーロッパ最高峰、雪深きモンブラン! イタリア菓子の名店『ソルレヴァンテ』がクローズして2年、恋い焦がれていたあの「モンテビアンコ」が帰ってきた。作るのはもちろん、ソルレヴァンテの元シェフパティシエ、8月に『ラトリエ モトゾー』をオープンした藤田統三(もとぞう)シェフ。イタリアの大皿デザートを一人前のお持ち帰り仕様にアレンジし、このお菓子を生んでかれこれ20年。雄大な姿はそのままに今、モンテビアンコは密かにバージョンアップしていた。「すごい生クリームに出合ってしまったんです! コレに合わせて全ての材料を探し直しました」。その北海道産生クリームはコクと乳味に満ちているのに、不思議なほどすうっと軽く、栗の個性をさらりと際立たせていく。これまで2種を混ぜていたイタリア栗のクリームは4種の栗のブレンドに。それぞれの個性が絡み合い、ねっちり濃厚で香ばしいイタリア栗の喜びがぐっと深まっている。この時期だけの和栗のモンテビアンコは、愛媛産の栗のホクホク系の味わいに、しっとりした四万十川の栗もプラス。ふんわり舞い降りた細やかな和栗クリームがミルキーな生クリームととろけ、栗そのものの香りがブワッと押し寄せる。これはどちらの名峰とも制覇すべき!

チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。
 
ラトリエ モトゾー
東京都目黒区東山3-1-4 ☎03・6451・2389 10:30~19:00 月曜休


写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 文・chico