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能ナビ 誰も教えてくれなかった能の見方 (渡辺 保 著)

●内容紹介
なぜ、能には背景も舞台装置もないのか。どうして能役者は無表情なのか――この 1 冊を読めば、本当の意味での能を見るコツがよくわかる。
本書に取り上げたのは、よくかかる人気演目が中心。葵上、鉢木、道成寺、安宅、落葉、弱法師、松風、海人、山姥、羽衣、隅田川、砧、姥捨、夕顔、小原御幸、花筐、定家、景清、石橋、檜垣、二人静、安達原、善知鳥、俊寛、当麻の全 25 番。 専門用語を使わずに解説されているため初心者にも非常にわかりやすく、能のテキストとなる謡についても、ときには一語一句説明。どう読んでいけばいいのか、そのスキルが身についていく。また、著者自身が実際に行ってきた予習方法やお勧めの謡本などが惜しみなく明かされ、前作『歌舞伎ナビ』に引き続き、渡辺保ならではの解釈と見方のコツの全てがこの 1 冊に凝縮されている。
「能の感動は歌舞伎の比ではない」という著者の言葉から始まったこの企画。まだその感動を味わいきれていない人には必読となる本書。友枝喜久夫、梅若実、観世寿夫といった名優たちの舞台の思い出も随所にちりばめられ、見巧者にとっても、懐かしい 1 冊となるに違いない。
●著者紹介
渡辺保(わたなべ たもつ)
1936 年、東京に生まれる。演劇評論家、放送大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部卒業後、東宝で演劇の企画に携わり、 50 歳で退職。東京大学、慶応大学など多数の大学で教鞭をとる。『女形の運命』で芸術選奨新人賞、『昭和の名人 豊竹山城少掾』で吉田秀和賞、『娘道成寺』『黙阿弥の明治維新』で読売文学賞をそれぞれ受賞。『歌右衛門 名残りの花』『歌舞伎ナビ』など、著書多数。 2009 年には長年の研究の集大成ともいえる『江戸演劇史(上・下)』を刊行し、演劇界のみならず、各界から広く高い評価を得た。歌舞伎座や国立劇場など、東京でかかる歌舞伎は毎月ほぼ全てを観劇。永遠のベストセラー『歌舞伎手帖』をはじめ、『中村勘三郎』『歌舞伎 過剰なる記号の森』『千本桜 花のない神話』『仁左衛門の風格』『四代目 市川団十郎』など歌舞伎関連の著書が多いが、能や文楽、日本舞踊といった古典はもちろんのこと、現代劇やダンス、バレエにいたるまで、ほぼ毎晩、劇場に足を運んでおり、あらゆるジャンルに造詣が深い。

『能ナビ 誰も教えてくれなかった能の見方』
  渡辺 保 著

ページ数:304頁
ISBN:9784838720972
定価:3,292円 (税込)
発売:2010.04.22
在庫:在庫あり
ジャンル:芸能

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能ナビ 誰も教えてくれなかった能の見方

 

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