●内容紹介
冷凍・冷蔵保存はおいしくない！　料理研究家、浜内千波さんが、こんなイメージをくつがえす、画期的な調理法を公開してくれました。
この調理法は、単に長持ちさせることが目的だった、「保存」という手法を調理に応用。誰でも失敗なく、短時間でプロの味ができるというもの。たとえば冷凍保存の場合、材料と調味料をあわせ、半調理の状態でフリーザーへ。食べるときは、凍ったまま蒸し焼きにしたり、揚げたり、煮たりと、とってもシンプル。
おいしさの秘密は、冷凍効果。食材の組織が分解するので、味がしみ込みやすく、旨味も効率よく引き出せる。だからだしも必要なし。さらに肉や魚に砂糖、ケチャップ、酢を揉み込んだり、生姜やたまねぎ等と一緒に冷凍すると、素材がとっても柔らかに。
ほかには「いっぱい作るとおいしいおかず＋アレンジ料理」や「変身いろいろおかずの素」「あると便利な簡単保存食」「冷凍食材でスープ、鍋を作ろう」等、保存することで、もっと料理がおいしくなる画期的レシピが満載です。

●著者紹介
浜内千波　はまうち・ちなみ
1955年徳島県生まれ。大阪成蹊女子短期大学栄養科卒業後、OLを経て岡松料理研究所へ入所。80年５月、ファミリークッキングスクールを東京・中野坂上に開校。90年２月に株式会社ファミリークッキングスクールに改め、05年４月には東中野にスクール及びキッチンスタジオを開設。06年、キッチン用品『Chinami』ブランドを立ち上げる。テレビ、雑誌等で活躍。著書多数。