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YUCARI Vol.10
おいしい日本のお茶 (マガジンハウス 編)

YUCARI Vol.10
おいしい日本のお茶

— マガジンハウス 編MOOK
  • ページ数:100頁
  • ISBN:9784838788125
  • 定価:700円 (税込)
  • 発売:2013.09.20
  • ジャンル:実用
『YUCARI Vol.10おいしい日本のお茶』 — マガジンハウス 編

紙版

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 日本の大切なモノ・コト・ヒトを改めて実感できる雑誌『YUCARI』。第10号の特集は「おいしい日本のお茶」です。
日常的に、当たり前に飲んでいるお茶ですが、実のところ、私たちはどの程度お茶のことを知っているのでしょう? 日本の緑茶は、発酵茶の紅茶や半発酵茶の烏龍茶とは違って発酵させてない、ということくらいですか?
では、お茶の木(チャの木)は何の仲間? 学名「カメリア・シネンシス」、分類は照葉樹(しょうようじゅ)で低木と高木があり、日本のものは低木。ツバキ科でツバキやサザンカの仲間です。「ウ~ン初耳」
 日本では80種以上の品種がつくられ、「やぶきた」「さやまかおり」などがあります。「あ~、やぶきたって品種だったのね!」
 じゃぁ次は、玉露と煎茶と番茶の違いを説明して?「絶対、ムリ~!」
 この特集では、お茶の伝来など「お茶の日本史」から、「チャの葉」がお茶になるまでの工程、「茶師」の仕事、お茶の種類別おいしい「お茶の淹れ方」、全国の銘茶「お取り寄せ」ガイド、お薦めの「茶器と茶菓子」などのページがあります。
 ちなみにお茶は、湯の温度によってテアニン、カテキンなど出る成分の割合が違うため、一煎目、二煎目、三煎目と温度を徐々に上げていくと違った味わいを楽しめるそう。とても役立ちますね。
 ちょっと気になる「茶懐石」についてわかりやすく解説したページ、東京の「護国寺茶道部」、僧侶の皆さんのお茶修行ルポなど、茶道の世界にも触れています。
「現在、お茶はペットボトルで飲まれる機会が多く、一人一本という個々の感覚になっていますが、本来は急須でつぎ分け、皆で味わうもの」とは、今回「日本人とお茶の楽しみ」や「お茶の歴史」についての話をお聞きした生活文化研究の第一人者・熊倉 功夫さんの言葉。
 軽薄に聞こえがちな「ちょっとお茶しない?」のフレーズも、理にかなっているように思えてきました。是非、「おいしい日本のお茶をご一緒に」