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101コラムの「0」の部分。誰もが出会うであろうデフォルトの台湾の魅力。 From Editors No.852

From EditorsNo.851 フロム エディターズ

101コラムの「0」の部分。
誰もが出会うであろう
デフォルトの台湾の魅力。

台湾のあらゆる魅力をぎゅぎゅっと101のコラムに詰め込んだ特集。充実したものを作れた達成感はあるのですが、ひとつデフォルトすぎて誌面では触れていない、でも個人的に台湾のいちばんの魅力だと思っていることがあり。それは、やはり“人”です。

今回、なかには飛び込みで訪れて、その場で取材交渉をするような店もあったのですが、すでに繁盛店すぎて通常は取材対応していない店にも、「そこをなんとか」と頼み込んでいました。必死な姿に同情してくれるのか、たいてい「仕方ないなー」という感じで引き受けてもらえたりして。一度そうなると、台湾人のおもてなし精神が爆発。撮影用に頼む料理以外にも「これ食べてみて」と他のメニューがサービスでいろいろと出され、帰りには「持って行きな」とどっさり土産を渡される……ということが、どこの店でも起こるのです。おかげで、帰国の際にはパッキングに難儀しましたが。

人柄は台湾全土に共通するものだと思いますが、台南などローカルな古き佳き魅力を残す街を訪れると、とくにそれを顕著に感じます。昔、夏休みにおじいちゃんの家に遊びに行ったときに「よく来たね、よく来たね」と迎え入れられるような嬉しさ。世界一優しい人たちがいる場所だと思います。

 
●︎︎︎中西 剛(本誌担当編集)
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台南で訪れたかき氷店でも帰りにかごいっぱいのマンゴーをどっさりと渡されました。「日本に持って帰れないから」と遠慮しても、「持ってけ持ってけ」と(笑)。
ブルータス No. 851

台湾で見る、買う、食べる、101のこと。

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ブルータス No. 851 —『台湾で見る、買う、食べる、101のこと。』

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