マガジンワールド


Special Contents トーキョーで見る、買う、食べる、4/101。

ショップ、レストラン、博物館、バー、スーパーマーケット……東京で濃密な時間を過ごすための101のヒントを詰め込んだ今号から、4トピックスを紹介します。残りの97は本誌にて。東京はホントに奥が深い!


6,480円の最高級ビフカツサンドを食べに行く。

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軽く幅2~3cmはある艶っぽい肉の断面に、思わずテンションが上がってしまう! 薄く切った食パンに惜しげなく、ほぼサシのないA4ランクの国産牛を挟んだビフカツサンドは、バゲットの名店〈ヴィロン〉が昨年オープンした高級食パン店のメニューでも、味・価格ともに最高峰の逸品。サクッと軽いパンの食感と、ジューシーで軟らかく、トロけるような肉の旨味に心トキメク。パンには、モチモチの国産よりもキレのよい北米小麦の角食を使用。肉のランクやソースにもこだわって、最もおいしいかたちで供される。誰も手をつけなかったジャンルだからこそ極めたという食パンには、毎日の気温や湿度に合わせて作られる国産と北米産小麦の角食パン、山型のイギリス食パン(1日46本!)の3種があり、カツサンドなら角食、のように、イートインでそれぞれに最適な食べ方が提案される。行列の末に手づかみで食べるステーキ並みのグルメパン。これ以上の至福はない。

CENTRE THE BAKERY[銀座一丁目]

セントル・ザ・ベーカリー/中央区銀座1-2-1☎03・3567・3106。10時~17時(~16時LO)、18時~23時(~22時LO、日~21時LO)。販売~19時。無休。持ち帰り可。夜はビストロに。ビフカツサンド6,480円(税込)

 

飯沢耕太郎さんの所蔵本4,500冊を見に行こう。

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土門拳の『ヒロシマ』みたいな稀少本があったかと思えば、店の奥にはアンリ・カルティエ=ブレッソンら海外の巨匠作家の作品も。それら貴重な写真集が自由に閲覧できる食堂が2月にオープン。ここにあるのは、「たくさんの人に手にとって、見てもらうことが本のありよう」と話す写真評論家・飯沢耕太郎さんの蔵書4,500冊。壁一面の本棚に、時代順・作家別に並べられており、食堂利用者なら見ることができる。うれしいことに、夜にはお酒も充実。一杯飲みながら見たい写真集をめくるなんて贅沢も可能だ。

写真集食堂 めぐたま[広尾]

●渋谷区東3-2-7 1F☎03・6805・1838。11時30分~22時LO( 土・日・祝12時~21時LO)。月曜休(祝日の場合は翌火曜休)。アーティスト、ときたまの企画で、イベントも開催。

 



バカラのグラスとシガーで乾杯、屋台バー〈TWILLO〉、今宵はどこに?

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店主・神条昭太郎さんの名刺には〈TWILLO〉という屋号の上に“モバイルサロン”というフレーズが。バカラのグラスやラリックのデキャンタが並び、酒瓶の棚には一輪の赤いバラ、軒先にミラーボールが揺れるこの店には、確かに“動く社交場”という表現が似合う。店を始めたのは7~8年前。今年の始めから白金台近辺を拠点にしているが、明日どこにいるかは明日にならないとわからない。馴染みの客はTwitterを頼りに駆けつけ、通りがかりの人は「何の店ですか?」と仲間入り。夜空の下、人の輪が生まれる。

TWILLO

●トワイロ/住所は不定。☎なし。22時前後~深夜。不定休。チャージなし。出店場所はTwitterアカウント「@twillo0」で発表。ドリンクは大半500円(税込)、一部1,000円(税込)。

 

外苑前にできた架空のホテルで、まずはお土産だけ買おう。

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キラー通り、ワタリウム美術館の向かいといえば、キース・ヘリングとバリー・マッギーのグラフィティが見られる建物が有名だが、その1階に新しいお店がオープン! その名も〈HOTEL JAPAN〉は、日本に来た海外の人たちをターゲットにした、エッジの効いたお土産が買える場所。架空のホテルのギフトショップをコンセプトにしたお店で、クリエイティブディレクターとしても活躍するオーナーの原野守弘と、気鋭のオンラインショップ「密買東京」がセレクトしたアイテムが並ぶ。〈ZumA2〉の金属製輪ゴム鉄砲や、〈エンダースキーマ〉の革製スニーカーなど、前衛的かつ高品質な商品ばかりを陳列した棚の眺めはかなり爽快!

HOTEL JAPAN[外苑前]

●ホテル・ジャパン/渋谷区神宮前3-41-5☎03・6873・1716。12時~19時。日曜・月曜休。現金での会計は受け付けていないので注意を。クレジットカードでの支払いのみ有効。