マガジンワールド


Special Contents 愛用品と部屋。

部屋の個性をつくり出す、愛用品の数々。4人の目利きたちの居心地のよい居住空間をかたちづくる愛用品に注目してみます。本誌では、他の“愛用品”とそのストーリーをご紹介。彼ら彼女らのセンスの一端が垣間見られます。

セルジュ・ムイユのウォールランプ

セルジュ・ムイユのウォールランプ

「書斎の改修をする際、このランプのために壁にソケットを付けた」というほどのお気に入り。1950年代にパリで活躍した照明作家、セルジュ・ムイユのランプは、その彫刻的フォルムが魅力的でコレクターも多い。復刻されたモデルもあるが、これは未復刻で1950年代のオリジナル。

井出恭子
■ YAECA デザイナー
井出恭子
いで・きょうこ/1977年静岡県生まれ。服部哲弘と共に2003 S/SよりYAECAをスタート。2006 A/Wよりデザイナーとして参加。東京・恵比寿にYAECA直営店、中目黒にYAECA APARTMENT STORE、4月末に、白金高輪に3店舗目となる〈YAECA HOME STORE〉がオープン。http://www.yaeca.com/


 
バウハウス時代のポスター

バウハウス時代のポスター

大のポスター好き。海外へ行くときは必ず持ち帰り用の筒を持参するほど。新旧問わず、額装したものが家の随所に飾ってある。別宅の玄関には、ガラスで有名なバウハウスの作家、ウィルヘルム・ワーゲンフェルドのスケッチを基にしたポスター。額はその都度、手作りのものをオーダーしている。

武末充敏
■ Organ 店主
武末充敏
たけすえ・みつとし/1949年福岡生まれ。30年近く音楽の仕事に関わった後、99年に妻の朋子さんと、デザインアイテムを扱うセレクトショップ〈organ〉を開店。自宅ビルの3階を住居、4階を店舗としている。4月からLOVE FMで音楽・旅・デザインをテーマにした番組も担当。http://www.organ-online.com/


 


アンティークのリクライニングチェア

アンティークのリクライニングチェア

おそらく特注で作られたレザーとウッドのリクライニングチェア。〈ロイズ・アンティークス〉で見て珍しさに惹かれて購入した。背もたれが段階的に倒れ、両肘掛けには収納機能がある。「左肘掛けには観音開きの戸がついていて、洋酒のボトルを入れています。映画を観る時の特等席です」

ソリマチアキラ
■ イラストレーター
ソリマチアキラ
ソリマチ・アキラ/1966年東京都生まれ。ブティック店員やバーテンダーなどを経て、91年よりフリーのイラストレーターとして活動。以来、広告・雑誌・書籍装幀などの作品を手がける。ノスタルジックでコミカルなタッチや、都会的なファッションイラストレーションなど、幅広い画風で活躍する。


 
ベルリンで買った象のぬいぐるみ

ベルリンで買った象のぬいぐるみ

鼻を下げた象のぬいぐるみを指して「かわいいですね」と言ったら嚙み締めるように「かわいいですよね、かわいいんですよ」と大熊健郎さん。タグはないがシュタイフのヴィンテージではないかと思われる。象の後ろのリトグラフはハンス・アルプ。手前のポートレートはオノレ・ド・バルザック。

大熊健郎
■ CLASKA Gallery & Shop “DO” ディレクター
大熊健郎
1969年東京都生まれ。大学卒業後、イデー入社。プレス、商品企画等に関わる。2005年退社後『翼の王国』の編集者を経て、 08年よりCLASKA Gallery & Shop “DO” ディレクター。4月に“DO”初の書籍『いま使いたいニッポンのいいもの』発売。http://do.claska.com