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BRUTUS

本宮ひろ志、高橋陽一、森田まさのり……マンガ好きにはもちろん、卒業した人にもピンとくるはずの、日本を代表するマンガ家たちです。EXILEのHIRO、中村憲剛、千原ジュニア……各界の第一線を疾走する“才能”たちです。

彼らがアイデアを出し、マンガ家が描き下ろす。または、両者が自分たちの思いを真剣に語り合う。創刊30周年を迎える『ヤングジャンプ』と、来年で同じく30周年を迎える『BRUTUS』が同世代タッグを組み、これまでにありえなかった夢のコラボレーションが実現しました。

3DCGを使った「GANTZ」の原稿ができるまで、「リアル」を描く井上雄彦と担当編集者のやりとり、といった制作ストーリーを紹介する他、マンガ・コンシェルジュが勧める珠玉のマンガ202作品のベストセレクトなども盛り込んだ今号は、マンガから離れている人にも楽しめる内容になっています。

歴史に残る、贅沢な1冊に仕上がった今号。他では絶対に読むことのできないオトナのマンガ特集をご覧ください。







■CONTENTS
>> オトナはマンガを求めてる。
>> オトナになっても、マンガ好き。
>> 本宮ひろ志(『新サラリーマン金太郎』)×HIRO(EXILE)
>> 高橋陽一(『キャプテン翼 海外激闘編 IN CALCIO 日いづる国のジョカトーレ』)×中村憲剛
>> 森田まさのり(『べしゃり暮らし』)×千原ジュニア
>> あの人のアイデアが、マンガ作品になりました。
柴田ヨクサル(『ハチワンダイバー』)×スガ シカオ
おおひなたごう(『犬のジュース屋さんZ』)×しりあがり寿
石川優吾(『カッパの飼い方』)×岸部四郎
向浦宏和(『カジテツ王子』)×ケンドーコバヤシ
>> マンガはこうして創られる。
井上雄彦(『リアル』)
奥浩哉(『GANTZ』)
>> 週刊ヤングブルータス
スペシャルグラビア「あなたと、禁断の島へ。」
描き下ろしマンガ「Thank You」柴田ヨクサル/「あとはお願いします」しりあがり寿×おおひなたごう/「カッパの飼い方 特別篇 沙悟浄と昭和とかぁたんと。」石川優吾
>> オトナのマンガ事情2009
マンガコンシェルジュ、明治大学マンガ図書館with香椎由宇、など
…and more!

■FROM EDITORS

オトナになってもマンガ好きなのは、
コドモの頃を忘れずにいたいから。

とかく「不況」が合言葉になっている2009年。のっけからこんな話でなんですが、我が出版業界もラクじゃありません。ですがそんな辛い時代にこそ、鬱積したモロモロを打破するパワフルな出来事が起こるのも事実。今回、出版社の垣根を越えた奇跡のコラボを実現できたのも、もしかしたら不況サンのおかげかもしれません。私たち雑誌同士が仲良く肩組んで楽しくページを創らないと、足を引っ張り合うだけでは雑誌そのものが丸ごと皆様に飽きられちゃいますから。

そんなわけで今回のマンガ特集には、ブルータス×ヤンジャンのスペシャルタッグでしか実現できなかった夢のコラボが多く詰まっています。EXILEのHIROさんもフロンターレの憲剛選手も、みなさん各分野でトップを取った大物なのにマンガ家センセイの前では大緊張。ただのオトコのコに逆戻りしてました。でも、それこそがマンガの魅力ですよね。 かく言う私も、『キャプテン翼』の高橋陽一センセイにお願いした描き下ろし原稿(本誌p24-25参照)が手元に送られて来た時には、一度トイレに行って手を洗い手のアブラ分を極限まで飛ばし、マスクをして唾が飛ばないように準備した上で「おおおー!!」と唸りつつ拝見させていただきました…。

あ、ひとつ皆様にお伝えしたいことが。今回の特集は、後半ページも見逃せません。「オトナのマンガ事情2009」と題し、今読むべきオトナマンガを大紹介です。1冊で2度おいしい、空前絶後のマンガ特集を、どうぞお楽しみください。

●田島 朗(本誌担当編集)

グラビアとは、何なのか?
考え続けた、サイパン出張。

グラビアには、夢がある。

ほとんどの青年マンガ誌にグラビアが掲載されているのは、そこに夢があるからだ。編集部内の冷ややかな視線をかいくぐり、青い海、白い砂浜のサイパンに行った。

撮影がスタートする。最初のカットは、お天気雨をイメージ。ホースを使って雨を降らせる。「ああ、なんだろう、この甘酸っぱい気持ち」。道端に咲く花の前での撮影では、木の枝からモデルさんを守る。「ああ、一生懸命だ、俺」。ビーチでは日傘をじっと持ち、執事のように付き添う。「ああ、こんなに頑張っている撮影、始めてかも」。カット数を重ねるうち、このまま終わらないで欲しいと思っている自分がいた……。

「ブルータスにグラビア?」と首を傾げる言葉もありました。でも、今、僕は声を大にして言いたいのです。マンガは森羅万象を飲み込んで、物語で「何か」を伝えてくれる。けれど、その「何か」に入りきらないものの象徴が、グラビアなのだ! と。 はじめて手をつなぎ、はじめて旅行に行って、はじめての夜……。グラビアは、エロではないんです。青春を通り過ぎた少年、つまりオトナのオトコの求める「甘酸っぱさ」を満たすモノ。それが「グラビア」です!!!

同じく後半に登場する、世界最長連載記録を持つ小島功先生は言いました。「オトナの漫画とは、読者がそこに参加できる作品のことを言うんだよ」と。グラビアもしかり。どうか心の中の少年に、サイパンで眩しく輝いた「甘酸っぱさ」を。そして、女性読者には、「男ってバカね」と、優しく微笑んでいただければ、こんなに嬉しいことはありません。

●村岡俊也(本誌担当ライター)


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■B R U T U S @Mail STAFF: Taichi Abe (BRUTUS)

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