マガジンワールド | クロワッサン - CROISSANT | 769
No. 769 CONTENTS
| 12 |
がんばらない、家事のコツ |
| 14 |
石黒智子さんの一日を追って
アイデア溢れる家事術は、合理的でシンプル |
| 22 |
佐光紀子さんの家事
あれもこれもと欲張らない、カラダに優しいがいちばん。 |
| 28 |
掃除が苦手な倉田真由美さんが試す
噂のお掃除ロボットの実力のほどは? |
| 30 |
野菜も生のままで、新しい冷凍テクニック |
| 34 |
がんばらなくてもおいしい、川津幸子さんの普段の料理。 |
| 63 |
阿部絢子さんに聞く
こびりついた汚れ、なんとかして落としたい。 |
| 70 |
戸井田園子さんに聞く
家事を楽にしてしかも省エネ、最新家電の選び方。 |
| 46 |
洗濯からたたみ方まで
面倒なアイロンがけの、負担を少なくする方法。 |
| 50 |
ときにはプロの手を借りて、家事の負担を軽くする。 |
| 54 |
苦手な家事がヒント、逆転の発想で生まれた発明品。 |
| 80 |
Fashion
ドレープやギャザーで、大人のニュアンスを。 |
| 74 |
センサーでごみを逃さない、賢い掃除機で大掃除。 |
| 88 |
原 由美子さんのエレガントな装い 3 |
| 136 |
「クロワッサンの店」情報
部屋着にも外出着にも自由に、ロング丈でおしゃれに。 |
| 5 | あなたに伝えたい 232 イ・チュンニョルさん |
| 7 |
原由美子 おしゃれの視点 153 |
| 9 |
めぐりあう、日々の用品。津田晴美 98 |
| 11 |
そろそろ大人のおいしい暮らし 川津幸子 108 |
| 41 |
美しき日本の手技 153 金田一秀穂 |
| 43 |
手みやげをひとつ 153 大森由紀子さん |
| 114 |
エッセイ『ああ驚いた』51 いしいしんじ |
| 116 |
着物の時間 278 山中千尋さん |
| 119 |
きれいの秘密 ネホリハホリ 210 甘糟りり子さん |
| 121 |
きれいの秘密 最新情報 211 |
| 127 |
クロクロから、あなたへ。121 |
| 140 |
巻末エッセイ『残るは食欲』 阿川佐和子 85 |
| 45 |
なんだかんだの、病気自慢 153 原田宗典 |
| 56 |
わたしきのうきょうあした 153 髙樹のぶ子さん |
| 60 |
女の新聞 日常生活の中の差別 208 |
| 93 |
介護 240 |
| 94 |
最近、面白い本読みましたか |
| 98 |
最近、感動した映画見ましたか 153 原 由美子 |
| 99 |
最近、心震える音楽聴きましたか 153 藤谷 治 |
| 100 |
読者の手紙から |
| 102 |
クロワッサン倶楽部 |
| 103 |
展覧会へようこそ 153 淀川美代子さん |
| 108 |
次号予告 770号の特集
エイジングケアは進化する 10年前より、きれいになれる。 |
| 133 |
バックナンバーのご案内 |
| 135 |
クロワッサン定期購読のお知らせ |
上:特集で紹介できなかった発明品のひとつ。番号順に使っていくとつねにきれいな面で使えるタオル。介護のなかから発想されたそうです。「やさしい手!<8面>順番タオル」。 下:付け外し自在のパーソナルくずいれ「ダストポーチ」。ポリ袋をリサイクルして手元で細かいゴミを片づけられる発明品。これらの商品は東京・京王百貨店新宿店(☎03・3342・2111)6F「なるほどコーナー」で取り扱っています。 | |
女性と発明。
今回の特集のなかでは「苦手な家事がヒント、逆転の発想で生まれた発明品」というコーナーがあります。不得意な家事、苦手な家事から逆転の発想で発明をし、その発明品が商品化されヒットしたた発明家の方々のお話は、苦労の末のポジティブ体験で、何だか取材側も元気をもらえるような感じでした。
リサーチでお世話になった婦人発明家協会さんは、1953年発足の歴史ある団体で、発明を公募する「なるほど展」を開催したり、東京・新宿の京王百貨店に「なるほどコーナー」を持っていたりと、活発に活動している団体です。協会が発足した'50代はちょうど日本の家庭でも電化が始まった頃でした。洗濯機や冷蔵庫、掃除機等が家庭に入り始め、まさに家事が合理化される方向に向かってい
たのです。ただ、そうした新しい電化製品や工業製品がどんどん開発されて、家事も負担が軽減されて楽になっていくいっぽうで、馴れない操作や取り扱いで、新たな不便が生まれたのも事実です。それに対する女性たちの創意工夫が発明というかたちになって、次第に仲間の輪が広がって団体創設に至ったようです。
「製品を研究開発するのはほとんど男性で、使うのは女性だったんですね。男性の発想で作られた製品を毎日使っている女性の立場からすると、使い勝手の悪さや不便さがどんどん見えて来たのです」という婦人発明家協会の理事の言葉が印象的でした。そして「婦人」と協会名につく意味もわかってきました。男性の規格や尺度で作られたものや状況を女性の現実的な眼で使いやすくしていくのが、まさに女性たちの「発明」だったのです。
とはいえ、発明にまつわるエピソードはどれも聞いていて楽しいものばかり。「苦手なことばかりのちょっとダメな自分も認めてしまう」というポジティブな姿勢、工夫に工夫を重ねていろいろな人のアドバイスをもらって視点が広がって行く達成感、そして発明品が認められ商品化されてベストセラーになるという夢。まさに発明ひとつで生き方さえもがらりと変わりそうです。
でも、おそらく発明家のみなさんの最大の喜びは「たくさんの人の暮らしが便利で楽になることに役立つ」という、そのことに尽きるのでしょう。そんな発明家の方の気持ちいい笑顔をぜひ本誌でご覧になってください。
(編集TK)
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