あなたに伝えたい | 290
三羽良枝さん みわ・よしえ NPO法人「女性の健康とメノポーズ協会」理事長
撮影・武方賢治
女性の健康検定のテキスト『年代別 女性の健康と働き方マニュアル』。女性ホルモンと働き方を結びつけた画期的な内容。
16年間、電話相談などを通じて、更年期を中心とした女性の健康づくりの啓発やサポート活動を行ってきたのは、三羽良枝さんだ。
「変わらず歯がゆく感じてきたのは、適切な情報が女性たちに届いていない、ということ」
行政や医療の場にも、まだまだ理解や知識が充分でなく、心身の悩みを抱えたまま、長く迷路をさまよう女性は少なくない。
「女性の一生は女性ホルモン(エストロゲン)サイクルの変化に応じて、思春期、性成熟期、更年期、高齢期と、特有のライフステージに分かれ、その中で体と心が大きく変化します。いま、女性の労働力率は20代、40~50代が75%を超えるようになり、少子高齢化で働き手としてますます必要とされる時代。女性の体と働き方の関わりを無視することはできません。女性たちも、企業や社会も、生涯を通した年代ごとの健康づくりや、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を理解することが急務となっているんです」
そこで、知識と理解を広げるきっかけにと、「女性の健康検定」を実施することになった。
「テキストとなる『年代別 女性の健康と働き方マニュアル』は、仕事と女性の体の変化を捉えた日本初の本。海外にもないようです。この1冊で、年代ごとの健康づくり、働き方、人生設計に役立つと自負しています。読んだ方が、その知識を確認し、活用できるように、検定制度を設けました」
合格者は「女性の健康推進員」に認定され、職場・地域・家庭などで、健康づくりとより良い働き方の推進やプランニングが期待される。
「女性が生涯健やかに働き、人生を充実させる。男性の理解も不可欠です。男性や企業の方々、学生から社会人まで年代問わず、検定に挑戦していただきたいと思っています」
第一回「女性の健康検定」 試験日:2012年5月13日(日) 開催都市:東京・大阪
検定のための講座が4月13日に開催。
問合せ:女性の健康検定 運営事務局 ☎03・3351・8074
http://www.facebook.com/joseiken/