マガジンワールド


From Editors 編集部こぼれ話

辰巳渚さんの家の心地よさはどこから?

今回の特集のトップは「暮らしの目利きが、いま使っている道具」。このページに、「家事塾」を主宰する辰巳渚さんが登場してくれました。今回の取材は同僚が行いましたが、以前、私も取材で訪ねたことがあります。神奈川県茅ヶ崎市にある一戸建て。初めてなのに、なぜか自分の実家のような佇まい。もし辰巳さんがいなければ陽だまりに寝転ぶだろうな、なんて思ったものです。この懐かしいような心地よさは何なんだろうと思っていました。
辰巳さんは、家のほこりをはたきで落とし、床に落ちたほこりはルンバに任せています。手を使う掃除と機械の掃除の組み合わせの妙。掃除にかぎらず、家事のあらゆる局面で最も便利なもの、方法を採用する。このゆとりというか、懐の深さが、初めて訪れる者もすぐに受け入れてくれる佇まいを生み出しているのかもしれない――辰巳さんの家事の様子の写真を見ながらふと思いました。
そう考えると、優れた生活用品って、住まいの空気を変える力があるのかもしれませんね。

(編集担当 S・Y)