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女性ホルモン特別講座レポート『今すぐ始めよう、大豆でホルモンケア。』

女性ホルモン特別講座レポート『今すぐ始めよう、大豆でホルモンケア。』

6月22日開催の特別講座。
今回は、女性ホルモン様作用を持つ大豆の効能、
上手な取り入れ方を、楽しみながら学びました!
撮影・岩本慶三 ヘアメイク・遠藤芹菜 文・及川夕子
東京・青山のリビエラ青山 ペントハウス ザ・ローズで開催。ご応募ありがとうございました!
東京・青山のリビエラ青山 ペントハウス ザ・ローズで開催。ご応募ありがとうございました!




第1部

大豆製品は1日2回、ソイ・ファーストで摂取を。

daizu906_img1 石渡尚子さん

いしわた・なおこ
跡見学園女子大学 マネジメント学部 生活環境マネジメント学科 教授
昭和女子大学大学院生活機構研究科博士課程修了、博士(学術)。長年、大豆が女性の健康におよぼす影響について研究を行い、QOL向上のための大豆の取り入れ方を提案している。
女性の元気の秘訣は、何よりも「女性ホルモン」と上手に付き合っていくこと。第1部は、「大豆先生」の異名をもつ跡見学園女子大学教授の石渡尚子さんが、大豆の機能性成分と女性ホルモン様の働き、摂り方について解説。大豆を使ったビューティ・ランチを食べながらの講座がスタートしました。

「女性の体は、閉経を境に大きく変わります。エストロゲンの分泌が急減することで、血圧や肥満度が上昇し、骨粗鬆症や生活習慣病が起こりやすくなります。ただし、女性ホルモンと似たような働きをする成分を補うことで、症状の軽減が期待できます。女性の美と健康を支えてくれる大豆で、スローエイジングを目指しましょう」

大豆は大豆イソフラボン、たんぱく質など20種類以上の機能性成分、三大栄養素や食物繊維を含む、まさに「食べるサプリ」と言うべき食材。

「人が体内で作ることができない成分で、大豆に含まれないのはビタミンA、Cぐらい。大豆と色の濃い野菜と組み合わせることで栄養バランスがよくなります」

健康を保つ目安は、「1日2回、大豆食品を食べること。〝ソイ・ファースト〟がお勧めですね。食事の最初に食物繊維が豊富な大豆を摂ると、血糖値の急上昇や食べ過ぎを防げるんです」。

肌がつるつるの石渡さんが紹介したレシピ「8色納豆」には、感嘆の声も。



エクオールの機能や体内での作られ方などを紹介する展示コーナー。エクオールを作れる人は日本人の約半数。若年層では20%程度という報告も。
エクオールの機能や体内での作られ方などを紹介する展示コーナー。エクオールを作れる人は日本人の約半数。若年層では20%程度という報告も。


第2部

エクオールの機能を生かすには用量も大切です。

エクオール産生者かどうかを調べる尿検査「ソイチェック」を実施。じゃんけん大会の勝者10人中、5人が産生者と結果が出ました。
エクオール産生者かどうかを調べる尿検査「ソイチェック」を実施。じゃんけん大会の勝者10人中、5人が産生者と結果が出ました。
続く第2部は、大塚製薬の研究員・上野友美さんが、スーパーイソフラボンといわれる成分「エクオール」の注目すべき3つの機能について解説。

「大豆イソフラボンのうち、ダイゼインという成分が腸内細菌の働きによってエクオールになります。これが、女性ホルモンと似た働きをするのです」

このエクオールの女性ホルモンに似た作用は、近年の研究によって、ホットフラッシュや肩こりなど更年期症状の緩和、更年期女性の骨量の維持と肌のシワの改善の、3つのポイントに有効なこともわかってきました。

ただ、大豆食品を摂れば誰でもエクオールを作れるわけではありません。産生者かどうかは、尿検査でチェック可能。今回参加者から、10人を検査したところ、半数の5人が産生者と判明。

「産生できない人でも、エクオール含有食品を摂ることで補給できます」

上野さんは食品を研究する立場として、機能をうたった食品の選び方についてもアドバイス。

「機能性成分の含有量や安全性に関わる情報、製法などを確認の上、選んでいただきたいですね。安心して正しい量を摂ってはじめて、機能を生かせるのですから。大塚製薬では、1日10㎎のエクオール摂取を推奨しています」

上野友美さん 上野友美さん

うえの・ともみ
大塚製薬 佐賀栄養製品研究所 研究員
スーパーイソフラボンとも言われるエクオールを含有した「エクエル」。4月から「機能性表示食品」制度が始まった。「様々な試験データをもとに、健康食品を選ぶ基準を一緒に学びましょう」



第3部

エクオールは更年期はもちろん、その前後にも。

エクオールが作れなければ摂る方法があります。

第3部は、講師への質問タイム。

「大豆の代わりに枝豆でもいい?」という質問には、「枝豆は若い大豆。たんぱく質やイソフラボンは少ないので、もう1食は大豆を」と石渡さん。

「大豆を食べていればエクオール産生者になれますか?」という質問については、「産生者でも、体調の変化などで作れないことがあります。作れる、作れないにかかわらず、エクオール含有食品の活用をお勧めします」と上野さん。

エクオールは、長い大豆食文化の中で健康に貢献してきたと考えられており、更年期世代のみならず、更年期以降の健康維持のために摂るのもいいということです。

参加者の中には、エクオールを初めて知った人も多く、「エクオールで、更年期を無理なく過ごしたい」「ソイ・ファーストを実践します」など、前向きな声がたくさん出ていました。

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今回は、大豆のビューティ ・ランチを堪能しながらの講座。デザートは「ソイジョイ」カカオオレンジ×オレンジアイスのミルフィーユ。
 
エクオールと薬の飲み合わせについても質問が。「普段から大豆を食べている方は大丈夫。医師に大豆を止められている方は避けて」とは、上野さんの解説。
エクオールと薬の飲み合わせについても質問が。「普段から大豆を食べている方は大丈夫。医師に大豆を止められている方は避けて」とは、上野さんの解説。

参加者と交流する石渡さん。「私はエクオール産生者ですが、大豆製品を充分摂れなかった日は、エクオール含有食品で補っています」
参加者と交流する石渡さん。「私はエクオール産生者ですが、大豆製品を充分摂れなかった日は、エクオール含有食品で補っています」



問合せ先・大塚製薬☎0120・550708 http://www.otsuka.co.jp/