【DERMED 20周年記念企画】よりよい成分 よりよい化粧品 31初めて知りました!
シワ対策の「セラムバイタル」。

植村朗子さん

できてしまったシワにも効果が。私は、フェイスラインにも意識して、使っています。

植村　三省製薬の成分を使ったのは、今回が初めてですか?
丸岡　去年の夏、コウジ酸を使ったことがあります。そのときに、皮膚科で使用前後の肌を測定してもらったのですが、シミの数が減ったし、水分量もキメも数値がよくなって、びっくりしたんです。
植村　あ、それはわかります。コウジ酸は、三省製薬が開発した美白成分で、世界的に有名なんですよ。
丸岡　世界的に!?
植村　そう。私が三省製薬を知ったのも最初はコウジ酸でした。もう20年以上前、20代の半ばの頃、家族に色が黒いことをからかわれて。コンプレックスだったんです。
丸岡　今はこんなに色白なのに。

手応えを得られる成分を
開発する会社というイメージ。

植村　それで美白ケアをしたかったのですが、当時は今ほど美白化粧品の種類はなくて、美白成分はビタミンCが主流でした。もっとほかに何か、と探していたところに舞い降りてきたかのように登場したのが、コウジ酸だったのです。試しに使ってみたら、すごく手応えがあったんです。
丸岡　効果が目に見える成分に出合うと、うれしいですよね。
植村　三省製薬は成分開発の会社で、有用成分を他社に供給していたんです。
丸岡　そうなんですね。
植村　コウジ酸は、国内はもちろん、海外の大手メーカーにも供給されているし、皮膚科でもシミの治療に処方されている、効果と安全性が認められている美白成分なんですよ。
丸岡　知らずに使っていましたが、感動の結果が出るのも当然だったのですね。ところで化粧品って、成分を開発している会社と製品にして売っている会社は別々なんですか。
植村　別のところも多いですね。三省製薬のように成分を開発して、それを他社に販売するとともに、自社ブランドで開発成分配合の化粧品をつくり、販売までする会社はとても珍しいのではないでしょうか。
丸岡　知られざる化粧品の世界ですね。研究開発力があって、成分に自信がないとできないのでは。
植村　そう。だから、三省製薬の成分は安全性や信頼性が高いというイメージがありますね。自社開発した有用成分は90種を超えるそうですよ。
丸岡　実は最近、シワやたるみが気になっていまして、セラムバイタルという成分を使ったら、とてもよかったんです。
植村　セラムバイタルはローズマリーの葉から抽出されたもので、これも三省製薬のオリジナル成分。
丸岡　ローズマリーって、あの料理に使う?
植村　そうです。ローズマリーは古代から若返りの妙薬といわれていて、その後の科学の進歩で、できてしまったシワに作用するということは検証されていたんです。でも、化粧品の成分として抽出したり、肌に浸透したりするように配合するのが難しくて、どこの会社も開発していなかった。それに成功したのが三省製薬なんです。いま特許出願中とありますね。
丸岡　なぜ他のメーカーは効果があるってわかっているのに、開発しなかったのでしょうか。
植村　抽出が難しく、たとえ成功しても、今度は、肌に届くように化粧品に入れるのも難しかった。そういった技術面での課題が多いうえ、さらに生産に手間がかかり、化粧品になったときにとても高価になってしまう。そこをあえて挑戦したのは、研究開発力に自信があったのと、生産から販売まで一貫して自社で行うためコストを抑えられるからですね。

シワへの効果が、ぎゅっと
凝縮された希少成分。

丸岡　でも、ローズマリーエキスってほかにもありますよね。
植村　あるけれど、セラムバイタルは、ローズマリーに含まれるさまざまな成分の中から、シワに効果のある成分だけを抽出したもので、ものすごく大量のローズマリーから微量しか抽出できない希少成分。しかも、エキスで肌に効かせるだけの量を配合するのは難しいみたいです。
丸岡　植村さんも、セラムバイタルの効果に納得しましたか。
植村　力強い手応え、ありましたよ。肌表面の細かい乾燥ジワがうるおって、ふっくら。それと、肌全体のたるみが気になっていたんですが、内側から持ち上げてくれる感じが。
丸岡　わあ、やっぱりすごい!　これからも使い続けることにします。