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すっきりとしたデザインが特徴の「クラッソ」。それでいて、収納力もたっぷり。掃除がしやすい作りなのも嬉しい。
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シンクまわりの次は、キッチンの収納と動線、掃除のしやすさをチェックしてもらった。これまで日本、ドイツ、アメリカなど、20回以上もの引っ越しを経験した門倉さんは、美しい収納の名手でもある。
「扉を開けたら、すぐに目的のものを取り出せる状態が私の理想です。小さな調味料から大鍋やフライパンまで、キッチンには大きさも形状も異なる道具がたくさん。これまでの扉タイプ収納では道具を収納しきれないうえ、空間のムダが生まれていました」
インテリアに関する本も出している門倉さんはきっぱり。しかし、クラッソは違う。シンク下も調理器下もすべて引き出し。それも二重構造で、扉を引くと、内引き出しもスーッと同時に出てくる仕組みに、
「一度にすべて見渡せますね。これなら、料理に必要な鍋、ボウル、まな板、包丁など、たった一回の動作ですべて取り出せます」
よく使う鍋やボウル、キッチンペーパー、スパイス、調味料などは、内引き出しに。まな板やフライパンなどは下の引き出しの手前に。使う頻度の低い蒸し器や土鍋、カセットコンロ、洗剤のストック、缶詰や瓶詰のストックなどは、下の引き出しの奥に。さらに上段の浅い引き出しには、日常使いの砂糖、塩やカトラリー類を。シンクの手前のスペースを利用したパックンポケットにだって、キッチンバサミや栓抜きなどを収納できる。
「使う頻度に応じて、収納するエリアが考えられているから、ムダな動きをする必要がなく、使いやすいんですね。出すのもしまうのもとてもラクです」
シンクの下の引き出しも収納量たっぷり。従来の配水管の形や位置を工夫して、キャビネットの中を広く使えるようにしたためだ。
「このキッチンだと、かがんだり、何度も右に左に移動する必要もないんですね。動線もすごくシンプル。お料理の手順もスムーズに進むから、キッチンで過ごす時間も楽しくなりそう」
クラッソは、作業のしやすさを究めるために、ホームポジションという発想をプラスして設計された。道具を取り出す、料理する、盛り付ける、洗う、収納する……まるでコクピットのパイロットのように、すべての作業をそこから動くことなくスイスイ行うことができるホームポジションである。
「なるほど。だから、フライパンひとつとっても、かがまずに立ったまま、片手でスッと取り出せるんですね」
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(上)スッと軽く引くだけで、内引き出しも引き出されるので、全体を一度に見渡すことができる。そのため必要なものを一度に取り出すことができる。「軽い力で開けられるのも嬉しい」と門倉さん。 (左)このとおり、スッと内引き出しが同時に出てくる。内引き出しの手前部分は、一升瓶など背の高いものを立てておける余裕のスペースとして活用できる。また、調理スペース用フロアキャビネット(コンロの脇)内の内引き出しは、収納したいものに合わせて高さを変えることもできる。 |

では、掃除のしやすさは、どうだろう。カウンターとシンクが一体型なので、掃除が簡単なのはいうまでもない。門倉さんが感動したのは、何といってもゼロフィルターフードだ。普段の手入れは両開き整流板の奥を外し、表側をサッと拭くだけ。ちょっと汚れたかなと思ったら、整流板の手前を外して、裏側とオイルパックにたまった油汚れを拭き取ればいい。
「整流板をひっくり返せば、すべてを立ったまま掃除できる。驚きです」
フードの手前に照明があるので、手元が明るいのも嬉しい。門倉さん、感心することしきり。
「料理する人に寄り添って進化したキッチンという感じがします。こんなキッチンがあったら、もっと料理することが楽しくなるだろうし、負担が少ないから、年齢を重ねてもずっと料理することができるんじゃないかしら」。

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