

システムキッチンの原型は、1920年代に、ドイツで生まれた。
「ドイツで、そのシステムキッチンを見せてもらったことがあります。今はさらに進化しているわけですけれど、実際には、もう少し工夫すればいいのにと思う点は、まだまだ残されていますよね」
料理研究家として使い勝手を精査する厳しい目を持ち、インテリアのセンスにも優れた門倉さん。そんな門倉さんに、この8月に発売されるTOTOの新しいシステムキッチン「クラッソ」を隅々までチェックしてもらった。
まずは、シンクまわり。門倉さん、すぐに水栓が丸形ではなく、幅広のシャワーから水が出ることに気がついた。実際にまな板を洗ってみると、
「水はねがほとんどない。シャワーが当たるとパッと水が広がっていくので素早く洗い流せるんですね」
門倉さんの大きな目がもっと大きくなった。実はこれがクラッソの水回りの特徴その1、水ほうき水栓。少ない水で洗えるので時間も水もエコ。水はねによるイライラも解消される。
と、門倉さん、水栓の形状がこれまでのものより邪魔にならないことも発見。これが特徴その2。そうなのだ。クラッソでは、洗う空間を広くとれるように、斜め形状の水栓を新たに採用。斜め形状水栓で空間が広く使え大鍋もラクラク洗えるし、視界が蛇口に遮られないので洗う手元もよく見ることができるというわけ。
特徴その3は隅にある排水口。すべり台を滑り落ちるように、水が隅の排水口に吸い込まれる。包丁などを洗うときに使った水でついでにごみもスムーズに排水口に。その様を見て、掃除好きの門倉さんの目がさらに輝いた。
「これならシンクの中を広々と使えるし、いつもきれいにしておきやすいですね!」
そして特徴その4の調理スペースでも使える浄水器用水栓を見るに及んで、胸に手をおき静かにつぶやいた。
「水はねやムダな水をなくし、大鍋を気分よく洗いたい。シンクもきれいに広々使いたい。鍋底を濡らすことなく浄水を汲みたい。……こうだったらいいのにと私が漠然と思っていた水回りの悩みに対する応えが、すべて見つかりました。目からウロコが落ちるって、こういうことなんですね。使う人の気持ちを知り尽くした、本当に新しいキッチンだと思います」。

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