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ニッポン美人化計画 Mission 52: 仕上げに使う香りが、ムードアップの秘訣です。

BEAUTY
ことなく物憂げで、思わず引き込まれるような色気のあるメイクアップ。
仕上げに使う香りが、ムードアップの秘訣です。


 
シャツ*参考商品(ウォルフォード | 福助)/ピアス ¥19,500(ヨシコクリエーション)- Text: Ryoko Kobayashi
シャツ*参考商品(ウォルフォード | 福助)/ピアス ¥19,500(ヨシコクリエーション)- Text: Ryoko Kobayashi

今月のミューズが生まれるまで

大学で栄養学を専攻している愛美さん。
「プロフィールを聞くと堅実できちんとした人だし、プライベートな質問に顔をパッと赤らめる様子は控えめでおしとやか。でも、まなざしに陰があって、そのコントラストがすごく色っぽい」と、UDAさん。
そこで、アイメイクは、美しいパープルを下瞼に、あえてクマっぽく入れて、とろんと重たく座ったような目元に。素肌の生っぽさを残しつつ、リップは血色がにじんだようにつくった。
「赤いリップもいいけれど、今回は唇そのものの色に深みが出るようなつけ方を。まるで素顔のようだけどその人が確実に引き立つメイクアップが気分です」(UDAさん)
仕上げは、スパイシーで女性らしい香水。
「香水は、メイクと同じく、パーソナリティを表現できるツールであり、なりたいヴィジュアルと気分をリンクさせてくれる効果的なアイテム」と、UDAさんが言う通り、カメラの前の愛美さんが、どこかアンニュイな表情に。

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愛美さん
学生

2014.6.27 at Jimbocho
Photo: UDA


 

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ベースメイクは、ファンデとチークをミックスして使い、小鼻の赤みをなめらかに見せて、透明感のある愛美さんの素肌を生かす。ポイントメイクの最初のアイメイクは、下瞼の涙袋にバイオレット(1)を塗り、ヌーディな質感を強調するために上瞼のアイホールにベージュを。どちらもブラシで、さっとなでるように色を広げる。アイラインは、黒のリキッドで目頭から目尻まで睫毛の生え際に沿って描き、目尻から斜め上へ跳ね上げる。マスカラは、カールをつけずに塗る。リップメイクは、唇を嚙んだときのような、じわっとにじむ赤がイメージ。指に口紅(2)を取って染めるように塗る。最後に、スパイシーで女っぽいムードの香水(3)をつけ、気分も盛り上げる。

UDA
メイクアップアーティスト。雑誌・広告のファッション&ビューティページをはじめ、女優やアーティストを担当。緻密な理論に基づいたテクニックにも注目が集まる。本企画では、モデルハントからディレクションまで行う。


 

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1: 質感の異なるカラー5色のアイパレット。右下のバイオレットを使用。サンク クルール 166 ¥7,600(パルファン・クリスチャン・ディオール)
2: 美しい唇の赤みを再現するコーラル。クリーミィ グロウ リップスティック モイスト 07 ¥5,000(SUQQU)
3:“ベルリンの少女”という名のスパイシーな薔薇の香り。パルファム セルジュ・ルタンス ラフィーユドゥベルラン オードパルファム 50ml ¥10,000(ザ・ギンザ)