GINZA 2011年 12月号掲載
PIONEERS OF JP WINE
kitchen cero
キッチン セロ
☎03-5791-5715
≫ 東京都品川区上大崎2-13-44 大庭ビル1F 営業時間 17:00〜1:00 定休日 無休/日本ワインは約60銘柄 ¥3,000〜、グラスは5種 ¥750〜。アラカルトのみ。蓬莱柿(イチジク)の白和え ¥900なども旬のおすすめ。www.to-vi.jp

女将の岩倉さん。今の日本ワインブームの黎明期から生産者を応援し続けてきた。11月27日開催の自然派ワインのイベント『フェスティヴァン』でも日本ワインブースを率いる。
扉を開けると「いらっしゃいませ!」と女性スタッフの元気な声。オープンキッチンからは香ばしい香りが流れてくる。日本ワインがずらりと並ぶ「本日のグラスワイン」リストを眺めるうち、何食べよう? 何飲もう? と、頬が緩んでいく。
女将の岩倉久恵さんは日本ワインの応援団長(姉御!)的存在。毎年1月にはイベント『日本ワインの夕べ』を開催し、造り手と飲み手をしっかりつなげている。
〈短角牛のレアステーキ〉や山梨の人気の造り手〈ボーペイサージュ岡本さんの栗の渋皮揚げ〉など料理の食材も生産者との信頼関係が見えるものばかり。シンプルな調理の中に本物の味わいがある。
左から: スペインの市場にあるバルをイメージしたという活気ある店内。背後の壁一面にはワインセラー。/千代幻豚の鉄板焼き ¥1,500。脂の甘さ、きめ細やかな肉質が際立つ。サッポロワインが造る上級ワイン〈グランポレール北海道余市ピノ・ノワール 2008〉¥5,780の凛とした味わいと合わせたい。/セラーの3割は日本ワインが占める。お客さんのオーダーはたいてい「おまかせ」。話をする中で好みの1本を射抜いてくる岩倉さんのセレクトに脱帽!
Photo: Shinsaku Kato/Text: Reiko Kakimoto/Text&Edit: Junko Nakahama/Map: MORISON
