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Money : ふるさと納税・後編 みんなで賢く潤いたい。

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ふるさと納税・後編 みんなで賢く潤いたい。

地域の特産品がもらえるだけじゃない! ふるさと納税の魅力と可能性に迫る。
 
教わる人

堀川 静さん

ライター
堀川 静さん
「宵越しの銭は持たない」ことを美徳とし、主に霞を食べて生きてきた独身34歳。が、この企画を機に心機一転。よりよい人生と世界平和を夢みて、手堅く賢い投資家を目指す。
教えてくれた人

須永珠代さん

トラストバンク代表
須永珠代さん
WEBコンサルタントとして活躍後、日本初のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を企画運営。地方自治体へ資金調達支援や振興促進を提案する。



日本全国の町や村とその産物を知ることもできて、一石二鳥!
日本全国の町や村とその産物を知ることもできて、一石二鳥!

ふるさと納税人気ランキング
1)北海道上士幌町
売り切れの品続出! お礼の品には数の限りがあるため。気になる人は今すぐふるさと納税を。

2)佐賀県玄海町
クラウドファンディングも開始し、今まで以上に注目を集める。お魚や地元で穫れた野菜がおすすめ。

3)長崎県平戸市
平戸の新モノあごが食べられるのは10~12月のみ。新米との相性も最高。季節限定商品なら今がチャンス。

4)島根県浜田市
海の幸と山の幸が盛り沢山。8月からお礼の品をリニューアルしたばかりなので要チェック!

5)岐阜県各務原市
人気のくりきんとんは品切れ中。飛騨牛や各かかみがはら務原キムチ、菓子、地酒、ゲームなどお礼の品が多彩なのが人気です。

6)鳥取県倉吉市
種類が多く、お礼の品には定評があります。お米は特におすすめ。

7)鳥取県琴浦町
3000円からの寄付でお礼の品がもらえる。お得にたくさん納税したい人におすすめ。

8)大阪府泉佐野市
5000円でなんとキャベツ10キロがもらえるなど地元野菜がうれしい!

9)鳥取県米子市
3000円からの寄付で「米子市民パック」がもらえる。ゆるキャラ「ヨネギーズ」のグッズも届きます。

10)静岡県西伊豆町
夕陽が日本一美しい町として知られる西伊豆町。海産物のお礼の品が豊富。


*「ふるさとチョイス」2014年8月PV数ランキングより
1分で分かるQ&A
Q.ふるさと納税とは?
A.過疎化や少子高齢化など、地域格差による税収の減少に悩む地方自治体と都心の格差是正を推進するための政策。頑張ってほしい地方自治体に寄付をし、お礼として地域の特産品などを受け取る制度。
Q.メリットは?
A.寄付した額のほぼ全額が税額控除に。当然だが、地域から送られてくる特産物に産地偽装の心配は皆無。知られていなかった地方の隠れ産品を発見することも。何より産直の物産は本当においしい!
Q.お礼は特産品だけ?
A.特産品以外にも、温泉やアクティビティなど体験型の観光を楽しめるプランもあり。寄付する地域の政策や事業を支持・選択し、直接政治に関わることも可能。地方が活性化すれば日本全体が元気に!


 

いざ、初ふるさと納税! どうやってはじめるの?

須永 ふるさとチョイスなら、やり方は通販とまったく同じです。
堀川 サイトを見ると、特産品、使い道、地域、特集、ランキングと5つの選択肢がありますね。
須永 たとえば「特産品から選ぶ」を選択した場合、そこから欲しい産品を選んで、「この自治体に寄付を申込む」をクリック。
堀川 ネットショップでいう、「カートに入れる」ですね。
須永 クレジット決済までいったら、後日その産品と寄付金控除証明書という領収書みたいなものが送られてくるので、それを持って確定申告すれば、税金からその金額分が控除される仕組みです。
堀川 ほう(寄付するまでは簡単だけど、確定申告は気が重い)。
須永 今後、確定申告のステップをなくそうという動きも政府にはあるんですよ。
堀川 それは朗報!
須永 今は特産品で選ぶ人がほとんどですが、使い道で選ぶ人が増えてきたらいいですね。寄付によって、こんな活動や事業ができましたっていう報告も、今後サイト内で充実させていく予定なんです。政策を指定して寄付するということは、税金の使い道を指定できるということですからね。
堀川 政治に関われて、社会貢献ができて、税金が控除されるなんて。ふるさと納税ってすごい!


 
ふるさと納税エトセトラ
「ふるさとチョイス」とは?
ふるさと納税について教えてくれた須永さんが企画運営するふるさと納税のポータルサイト。全国の自治体の99%にあたる、1782にも及ぶ地域を網羅する。見やすさ、わかりやすさは断トツ。はじめるならここから! www.furusato-tax.jp
ふるさと納税の選び方
「ふるさとチョイス」の場合、特産品、使い道、地域、特集、ランキングの5つから選択が可能。現状、特産品から選ばれるのが一般的だが、その地域の政策や寄付金の使い道にも注目! 国民の意思をお金で反映できるツールとして、活用の可能性はさらに広がる。
ふるさと納税の今後
2008年の前政権時にふるさと納税を導入した安倍政権。来年度からさらにふるさと納税を充実させ、現行では住民税の約1 割が上限となっている税軽減を上限2倍にする方針も検討。さらに、確定申告のステップも排除されたら、ますますふるさと納税は普及しそう。


 
photo:Keiko Nakajima text:Shizuka Horikawa illustration:Yurikov Kawahiro