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Study : 真珠養殖の真髄、「核入れ」を体験!

CLUB Hanako STUDY
 

真珠養殖の真髄、「核入れ」を体験!

いつの時代も変わらず女性を魅了し続ける“真珠”。一体、この輝きはどうやってできているの? 
真珠養殖で最も大事な「核入れ」を体験してきました!
真珠養殖の真髄、「核入れ」を体験!
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MEMBERS
RIGHT: 塙坂真以子さん/事務職
LEFT: 近藤 泉さん/住宅関連
そろそろ、真珠のジュエリーが似合うオトナな女を目指したい! と現在、自分磨きに余念ナシな2人。


 
1.真珠の養殖を学ぶ
1.真珠の養殖を学ぶ 真珠の養殖は、核入れに使うアコヤ貝を育てるところからスタート! さらに核入れをして、浜揚げ(真珠を貝から取り出すこと)まで、およそ4年、手間ひまかけて育てられている。

真珠の養殖は、核入れに使うアコヤ貝を育てるところからスタート! さらに核入れをして、浜揚げ(真珠を貝から取り出すこと)まで、およそ4年、手間ひまかけて育てられている。
1.真珠の養殖を学ぶ 貝殻にセンサーをつけて海の様子を察知する“貝リンガル”。赤潮の発生など環境に変化があると貝殻の開閉の動きも変わる。

貝殻にセンサーをつけて海の様子を察知する“貝リンガル”。赤潮の発生など環境に変化があると貝殻の開閉の動きも変わる。


 
2. 真珠の種類を知る
2. 真珠の種類を知る 貝殻の外側の層を取り除くと、内面の部分はキラキラと輝いている。この輝きこそ真珠層と呼ばれるもの。真珠にはアコヤ真珠のほかにも種類がある。
2. 真珠の種類を知る 貝殻の外側の層を取り除くと、内面の部分はキラキラと輝いている。この輝きこそ真珠層と呼ばれるもの。真珠にはアコヤ真珠のほかにも種類がある。


貝殻の外側の層を取り除くと、内面の部分はキラキラと輝いている。この輝きこそ真珠層と呼ばれるもの。真珠にはアコヤ真珠のほかにも種類がある。
 
3. 真珠の核入れをする
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専用のメスを使って貝の体を切り、核の通り道を作る。そして、アコヤ貝の外套膜(貝ヒモ)を小さく切り分けた“ピース”と、二枚貝の貝殻を丸く削った“核”を体の中に入れていく。Check!:あくまでも貝は“生き物”なので、メスで体を切り開いたり、核を入れる際は慎重に行います。
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貝の口を開けるための“開口器”や、“メス”“へら”など、核入れを行う際に使う専用器具がいっぱい。


 

自然が生み出す〝真珠〞。その輝きの秘密を知る!

宝飾ブランド「ミキモト」と東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所が共催した『真珠を育む海を知ろう』体験観察会に特別参加! 油壺湾を望む研究室で、真珠の核入れ体験をしてきました。

近藤 真珠って、貝から採れるらしいってことは知っていたけど実際どうやってできているのか分からないかも…。
塙坂 私も。まずは、真珠ができるまでの仕組みを学ぼう。そもそも「ミキモト」の創業者が真珠の養殖を発明したのは120年以上も前のことなんだって。そんなに古い歴史があったなんて…!
近藤 アコヤ真珠の養殖には、〝アコヤ貝〞を使うんだね。貝殻の内側をよ〜く見ると、真珠のキラキラ(パール色)と同じだ〜。
塙坂 本当! 天然の真珠は、まず貝殻を形成する外套膜(貝ヒモ)が偶然傷ついて貝の体の中に入ると袋(真珠袋)ができるの。その袋の中に、貝殻の内側のキラキラをつくる〝真珠質〞が出て、袋の中に真珠ができるんだって。それを人工的に形成させるようにしたのが養殖真珠。複雑で難しい…。
近藤 養殖をするには、貝の体の中(生殖巣)に、外套膜を小さく刻んだ〝ピース〞と、核(二枚貝の貝殻を丸く削ったもの)を入れる〝核入れ〞という作業をしなくちゃいけない。
塙坂 核入れ用の専用器具もあるんだね。まるでオペみたい。
近藤 貝の体内に入れる際、ピースと核をくっつけておかないときれいな真珠にはならないんだって。貝によって形が違うからレクチャーを受けても上手にできない。
塙坂 生き物だから、慎重にやらないと貝もびっくりしちゃう! ふぅ〜、やっと完了。こうやってひとつひとつ核入れしたアコヤ貝を海に戻してから店頭で売られる真珠ができるまでに、1〜2年もかかるんだって! 海で真珠を育てている間、赤潮から避難させたり、海水温を細かくチェックしたりと手間がかかっているね。
近藤 しかも、そのうち1割程度しか商品として使える真珠にならないんだとか。高級品なのも納得! 今回私たちが核入れしたものも、立派な真珠になってくれるといいな〜♡
塙坂 そうだね。でも、核入れ技術の差が、真珠の品質に影響してくるんだって。1個1個こんなに丁寧に作られているなんて知らなかった。ますます欲しくなっちゃった〜!
近藤 早速、銀座の「ミキモト本店」に寄ってみようかな。
 


ミキモト本店

Information
ミキモト本店
中央区銀座4-5-5 ☎03・3535・4611 11:00~19:00 無休(年末年始除く) *通常、核入れ体験は行っていません。


 
photo:Makiko Nawa text:Tomoko Matsumoto