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Study : タンポポのコサージュ作りに挑戦。

Club Hanako:STUDY
 

タンポポのコサージュ作りに挑戦。

フラワーショップ「kusakanmuri」で定期開催されている、ワークショップに潜入。まるで本物と見間違えそうな、リアルなタンポポのコサージュ作りにトライします!
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参加者みんなが作り上げた完成品がこちら。タンポポという同じテーマながら、それぞれに色も表情も違うところがおもしろい!
 
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教えてくれた人
写真左: 伊藤貴之さん/アーティスト
デザイナーとして活動後、2007年にショップ「TURBO」をオープン。古着や雑貨を販売するほか、フラワーコサージュのレッスンを開催。
教わった人
写真右: 西村佳芳子さん/ライター
この春に大学を卒業してライターに。特技は長年続けているダンスで、かなりの腕前。物作りに興味はあるものの、手先の器用さは未知数…!



今回は恵比寿にあるフラワーショップ「kusakanmuri」で行われている、ワークショップに参加してきました。本日挑戦するのは、今の季節にぴったりの“ひだまりのタンポポ”をテーマにしたコサージュ作り。色作りから、花びらの表情をつけるところまですべてを自分で行う。

まずは花と葉の色を決めるところからスタート。スタンダードに黄色とグリーンを選ぶ人もいれば、なかにはピンクやブルーで染める人もいておもしろい。西村さんは少し渋めの山吹色っぽいカラーと深い緑をチョイスして、着色していく。その後も、花びらを細かくカットしたり、表情をつけたりと、みんな黙々と作業…。どんどんとタンポポらしくなっていきます。

先生いわく、コサージュ作りの中のいちばんのハイライトが、ワイヤーに花びらを巻き付けて花を作る作業。ゆっくりとていねいに巻いて、自分がイメージする完成像に近いものに仕上げていく。根元をキュッとコンパクトにさせると、よりリアルなタンポポ風に。

全工程が終わるまでの所要時間は、約2時間半。集中しているせいもあり、あっという間に過ぎていきました。参加者みんなの完成品は、色も形もそれぞれに違ってユニーク。

できあがったコサージュは、素朴ながら、とても可憐。普段着にはもちろん、結婚式などパーティにつけていくのもよさそうです!

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START!!
1.
何色のタンポポにするかを決めて、色を作る。
まずは、タンポポの完成像をしっかりとイメージする。何色にするかを決めたら、粉状の着色料に水を加えて色を作る。自然な風合いを出すためには、何色か混ぜることがポイント。
 
2.
花になるビロードの布を、筆を使って着色する。
色を決めたら、まずはタンポポの花びらになるパーツから筆を使って染めていく。濃淡をつけると表情が豊かになる。塗り終わったらドライヤーで乾燥(本当は自然乾燥がベター)。
 
3.
葉となるパーツを仕上げていく。
葉となるサテン地の布と茎となるワイヤーに、花と同様に色付けしていく。その後、ボンドを使って葉とワイヤーをくっつけ、さらにコテを使って葉を好きな角度に曲げていく。
 


4.
乾燥させた花びらを細かくカット。
花びらパーツとなる布に記されている、4㎜幅のラインの間を、はさみでカットする。下まで切るとバラバラになってしまうので、慎重に。細かく切ることで花が繊細に仕上がる。
 
5.
コテを使って、花びらに動きをつける。
切り込みを入れた花びらにコテを押し当てて動きをつけ、よりリアルな表情にする。すべて均等に、というよりも間隔をあけてランダムに押し当てることで、さらに自然な風合いに。
 
6.
茎となるチューブにワイヤーを入れる。
タンポポの茎部分には、グリーンのチューブを使用。中にはワイヤーを入れて、角度を自由に動かせるようにしておく。これで花、葉、茎の3パーツがそろい、組み立て作業に入る。
 


7.
ワイヤーに花びらを巻きつける。
花びらの左から2番目の切り込み部分をフックにして、曲げたワイヤーを引っ掛ける。そしてボンドを花びらの下の方につけながら、ワイヤーにくるくると巻き付けて花の形を作る。
 
8.
各パーツを組み合わせ、ピンをつけたら完成!
茎となるチューブに着色しておいた布を縦巻きし、ボンドを使って花と葉をくっつけていく。さらに、コサージュ用のブローチピンを、花の根元あたりにつけたら出来上がり。
 
PERFECT!
早速、胸元に当ててみる。黒い服とタンポポの渋いカラーがマッチ!
 


 
タンポポを染めるときに使ったのは、粉状の着色料。たくさんの色があります!


 

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kusakanmuri
白と緑の草花だけを扱う新しいスタイルのフラワーショップ。
白い花やグリーンの中から自分の好きなものを選んで花束を作れるだけでなく、ライフスタイルにまつわる書籍や、花器を販売。ハーブティーをゆっくりと楽しめるティールームも併設している。
渋谷区恵比寿西1-17-2 ☎03・6415・4193 12:00〜20:00 火休/フラワーアレンジメントやハンドメイドのレッスンを定期的に開催。詳細はHPをチェック。www.kusakanmuri.com


 
photo:Megumi Uchiyama text:Aya Shigenobu