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From Editors No. 1070 フロム エディターズ 担当編集より

担当編集より

実感!! 江戸の町には、心を洗い流す力があるのです。
コレド室町の開業により、ますます活気づく日本橋。蔵前や浅草、神田など周辺の町でも、若者たちが古い建物をリノベーションしたカフェや雑貨屋さんが大人気に。江戸時代や明治から続く老舗と共に、いま、活気ある町が再び生まれています。今回は、東京の東エリアを「江戸」と呼んで取材しました。

そんなとき、スピリチュアリストの江原啓之先生が、江戸には運気をあげる力があるとお話してくださり、“江戸で運気をあげる五箇条”を取材。「隅田川の船から手をふると、岸辺の方も笑顔で振りかえしてくれるでしょう? そんな小さなコミュニケーションこそ大切なんです。それが江戸の良さなんです」と自分の目を見てニッコリ。そのとき涙がこぼれそうになったのは内緒です。なぜなら前日のリサーチで「日本橋船着場」から船に乗ったとき、疲れていたのに、気がついたら川岸の方たちに笑顔で手をふる自分がいたから。

神田の甘味屋さんではこんなお話も。「ここは江戸時代にご先祖様が、敵討ちをするために始めまして。中山道の入り口に見張りのための茶屋を作ったんです。でも、簡単に相手が見つかるわけもないでしょう? そのうちお店のほうが楽しくなっちゃったみたいで、気がついたら全部忘れて(笑)」と当時のエピソードを。取材スタッフ全員、思わずつられて笑っていました。女将さんのあっけらかんとしたキャラもありますが、直感的にそのお話が本当だと思ったので。

江戸には、人の心を癒す力があります。懐かしい町並みや人々の笑顔、ざっくばらんなトーク。元気を補給するきっかけがそこに。今号を手に出かければ、きっと、いいことあるはず。ぜひ、東京の江戸へ!

編集担当 久冨俊裕


Hanako No. 1070

東京の江戸を見に行こう

581円 — 2014.08.07
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Hanako No. 1070 —『東京の江戸を見に行こう』

紙版

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