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From Editors 2 No. 814 スナップの歴史を紐解く

From Editors 2

スナップの歴史を紐解く

今日も電車の中で、スマホを片手にさくさくと、ファッションスナップのチェックに余念がないシティボーイたちは、ゴマンといると思う。本屋に行けば辞書並みに分厚いスナップ特集の数々。今の日本のファッション誌には欠かせない人気、定番企画になった。

でもこの流れ、いつから始まったものだか、どう広がったのかを正確に把握をしている人はそういないのでは。

かくいう我々ファッション誌に携わる者もそんなことは露知らず。知の宝庫、大宅壮一文庫に駆け込んだわけです。

遡ることなんと63年、戦後まもなく、POPEYEではないのですが、ファッション誌の大家がやはりやっていました。(詳しくは誌面を見てください)
 
時は流れ我々POPEYEがいわゆるファッションスナップをやり始めたのが70年代。ちょっと遅くない? と思う人もいるかもしれませんが、さにあらず。

昔のPOPEYEは手前味噌ながらやっぱり面白い。戦後たかだか15、6年でアラスカだの何だのってスタイルサンプルを早々と作り始めていたんです。

その当時のアラスカの人たち、釣り人、ハンター、どんな格好もすごくかっこいい。これがビルカニンガムよりも早いんだから結構驚きじゃないですか? 

さて、日本のファッションスナップは一体どう始まったのか。進化したスナップの形とは? 編集部調べではありますが、その歴史が紐解かれます!

渡部 忠(本誌担当編集)


POPEYE ホールアラスカカタログ。スタイルサンプルの原型。70年代初頭にはすでにこんな企画が。
POPEYE ホールアラスカカタログ。スタイルサンプルの原型。70年代初頭にはすでにこんな企画が。
原宿考現学。POPEYEの60年代後半では、原宿の土曜、日曜の人の違いなんていう企画も。
原宿考現学。POPEYEの60年代後半では、原宿の土曜、日曜の人の違いなんていう企画も。