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From Editors No. 11 フロム エディターズ 1

From Editors 1

“つくりのいいもの”は、日常に潜んでいる。

残暑も一段落して、やっと秋らしい陽気になってきましたね。ファッションが楽しくなる季節です。というわけで、今号の特集は「つくりのいいもの 2014秋冬」。トレンドやスタンダードといったデザインで選ぶのではなく、着心地がいいとか、機能性が高いとか、耐久性があるとか、風合いがいいとか……、そういった“つくりがいい”という視点で服と日用品を考える、本誌5月号でもご好評いただいた特集の秋冬版です。

“つくりがいい”という視点でものを選んだこの特集には、トレンチコートやニット、デニムといった定番のファッションアイテムから、テーブルウェアや歯ブラシなどの日用品まで、ジャンルの異なるアイテムがフラットに並びます。また、“つくりがいい”という基準も人それぞれのため、スタイリストやデザイナーなど12名の女性に聞いた「あなたにとってつくりのいいものとは何ですか?」という企画には、ジュエリーや器、ステーショナリーなど、様々なアイテムが登場します。トレンドも定番も、新作もヴィンテージも、価格のハイ&ローも、それらすべてを横断するこの特集には、きっと、もの選びのヒントがたくさん詰まっているはずです。みなさま、ぜひ、書店でご覧ください。

ちなみに。今回誌面で紹介している、群馬県前橋市にある絹製品の老舗〈贄田(にえだ)シルク〉の靴下。実はこれ、打ち合わせ中の編集部に偶然立ち寄ったカメラマンさんが履いているのを見るやいなや、「何それ? かわいい!」「どこに売ってるの?」と一同夢中になり、色々と調べていくうちに1905年から続く老舗の商品だということが分かったものなのです。“つくりがいい”という視点を頭の片隅に置いておくと、ふとした瞬間に思いもかけないアイテムに出合えるかもしれません。

(本誌編集部 利根正彦)
 
そんな僕が思わず買ってしまった“つくりのいいもの”は、恵比寿ので売っていた、アメリカのダイナー用のカップ&ソーサー。さっそく愛用中です。詳しくは、本誌P.54で。
そんな僕が思わず買ってしまった“つくりのいいもの”は、恵比寿の〈P.F.Sパーツセンター〉で売っていた、アメリカのダイナー用のカップ&ソーサー。さっそく愛用中です。詳しくは、本誌P.52で。