マガジンワールド


From Editors No. 06 フロム エディターズ 1

From Editors 1

きっと一度は通る道?
みんなのフランスかぶれ。

何から何までフランスづくし、という人は少ないでしょう。でも多くの人は何かしら、フランスのカルチャーに影響された心当たりはあるはず。10代の終わり? 学生時代? 働き出した頃から、という人もいるでしょう。それはフランスの音楽や映画だったり、ファッションや雑貨だったり、風景や建築、デザインやアートだったり、料理や菓子やワインだったり……。みんなの心に一度は火をつけた“FABRIQUE EN FRANCE”の何か。人によってジャンルは違えど、何か日本に住む人々の心を捉えてやまない魅力が、あのトリコロールにはありそうです。

そこで今回はフランスの特集です。といっても裏テーマは「日本で浸るフランスカルチャー」ということで、現地フランス取材はゼロ。その必要がないくらい、フランスの衣食住や文化にまつわるものごとは日本に溢れていたし、今まで多くの人は行かずして「かぶれ」てきたのですよね、フランスに。

往年のヌーヴェルヴァーグ映画風に全編モノクロで展開する冒頭ファッションストーリーを皮切りに、いま生活にプラスできるフランス産のエトセトラ。アール・ド・ヴィヴル……ではありませんが、“日々の生活をより良くするための案内書”を目指す『& Premium』にとって「フランス」はやっぱり外せないテーマでした。

今回の取材でたくさんの“素敵なフランスかぶれ”な人々に出会いました。好きが高じて仕事に、という物販や飲食系の店主も取材。いや皆さん、自身が大好きなテーマについてその偏愛っぷりを吐露する、その話も姿もやっぱり面白いのです。かぶれを自覚する方も、そうでも無い方も、胸に手を当ててぜひご覧あれ。

渡辺泰介(本誌編集部)
 
東京・富ヶ谷〈カフェバルネ〉にて。店名はパリで活躍したジャズミュージシャンのバルネ・ウィラン。店主は「音楽とワインを合わせる」のがテーマの一つ、とか。
東京・富ヶ谷〈カフェバルネ〉にて。店名はパリで活躍したジャズミュージシャンのバルネ・ウィラン。店主は「音楽とワインを合わせる」のがテーマの一つ、とか。