ターザン - TARZAN | ごほうびメシ | 〈魚料理 ホノルル食堂〉の地魚の天ぷら定食グ

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vol. 61湘南の海を感じさせてくれます。

取材日もキス、アナゴ、定番のイカ、赤は珍しいヒメコ鯛などで豊漁! これだけ食べて1,300円ぽっきり。
〈魚料理 ホノルル食堂〉の地魚の天ぷら定食
★推薦人/遠藤大哉
NPO法人バディ冒険団代表。日本体育大学、神奈川大学、東海大学非常勤講師。日本ライフセービング協会競技力強化委員長。2005〜08年ライフセービング日本代表チーム監督。 www.sports-buddy.jp
〈魚料理 ホノルル食堂〉神奈川県藤沢市片瀬海岸3-24-25。営業時間 11:00〜14:00頃(土・日・祝10:00〜)、月曜定休(祝日の場合営業)。※7月、8月は〈海の家 ホノルル〉営業のため休業。江ノ島電鉄湘南海岸公園駅下車、海岸に向かい西浜歩道橋で右折。徒歩約11分。

揚げると華やかに発色し、向こう受けのする海老はあえて使わない。湘南に豊富な地魚、小魚の繊細、淡泊ながら味わい深い白身を厳選。素材の味を生かすため、衣に卵は使わず、頻繁に取り換える菜種油でからりと揚がった品々は風味芳醇。口当たりも軽く、箸がすいすい進む。

「サクサクした食感に爽やかな海を思い起こします。まさに地元の味ですが、ここまでおいしいキスの天ぷらは初めてでした。学生時代だったこともあって、天つゆの味付けだけでご飯を何杯いけるかなぁと思ったことを覚えています」と出会いを振り返るのは、湘南を中心に野外スポーツの底辺拡大や後進の育成に大忙しの遠藤大哉さんだ。

「普段はあまり外食しないんですが、ここだけはいつでも行きたいと思っています。ただ、夏はお休みだし、ランチ営業だけなので、なかなかタイミングが合いにくいんですが、ちょっと贅沢したい記念日や海外遠征の前後とか、大事なお客さんが見えた時には必ず寄りますよ」

付け合わせの小鉢に使う野菜類もほとんどが地のものだ。定食と丼物には日替わりのサラダ、味噌汁、お新香が付き、大食漢にはご飯、味噌汁のお代わりが自由と大盤振る舞い。

「昼時に湘南界隈にいて、外食の機会があれば迷いません。食べて、海と一体になれる感覚を楽しみたい」

さりげない店構えながら、紛うかたなき実力店は訪ねる価値大だ。

[『Tarzan』597号掲載(2012/2/9発売)]