マガジンワールド


Tarzan Editors No. 631 フロム エディターズ

編集長かく語りき

今年の7月は、出張の多い月になりました。
スポーツの夏、本番ですから! 特に最初の週末前後は、天気にも恵まれ、スイス、フランス、イギリス、そして北海道と、山に街に、編集部員は各地に飛んで取材を行いました。それぞれの取材の中身は、後日、誌面でご紹介しますが、どこも写真のインパクトに工夫をこらしており、読者の皆さんに楽しんでいただけるはず。夜のアルプス、ロンドンを走るトライアスリート、チームターザンの挑戦、本誌編集部員の体当たり取材……。
おっと、これ以上はネタばらしなので、各担当に叱られますね(笑)。最新号でも、副編集長によるアメリカのポートランド取材が載っています。もちろん留守番チームも、8月の特大号など取材の仕込みを着々と進めましたよ。
読んで元気になる雑誌、試して元気になる雑誌を目指したパワフルな誌面を今回も楽しんでいただければ幸いです。
かく申す私も、金曜は大阪、土曜からはLA取材に旅立ちます。

●『ターザン』編集長 大田原 透


最新号より

チャーになりたい の巻

バイオリンがチェロになる。なんのことだかわかりますか? 男子の声変わりを称してこうたとえるのだそうです。今号の巻頭ではあらゆる角度から男と女のカラダの違いを取材してきました編集K・Hです。TVのアニメでは小さな男の子をよく女性の声優さんが演じることが多いですよね。キーワードは声の高さ。小さなころは男女の差はあまりなく共に300ヘルツくらいなのだそう。それが、第二次性徴を迎えると男子にはのど仏ができて、声帯が広がって伸びる。このからくりこそが冒頭の弦楽器のたとえに通じるわけで、音を決める3つの要素があてはまるそうです。つまり、同じ長さと同じ緊張で張ってある場合は太い弦の方が低い音が出る。同じ緊張と同じ太さで張ってある弦は短いほうが高い音が出る。同じ太さ、同じ長さなら緊張の高い方が高い音が出る。つまり、僕も、君も、楽器なの。だからきみのこと弾いてもいいよね、って寸法。あ、そうか、だからギターのボディってあんなに悩ましい形してるんですね!

●担当:K・H


定例より

千葉いいね! の巻

「KITCHEN TARZAN」という連載が以前あったのを覚えている方いらっしゃいますか? 『100文字レシピ』でおなじみの川津幸子さんが作る料理、毎回おいしそうでしたね。その川津さんが、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館の「レストランさくら」のために新メニューを作ったと聞いて、食nべに行ってきました。『ターザン』のどこかに載っているので、探してみてください……っていうのも、ちょっと不親切な話なのでどこに載ってるかぐらい書いておきましょう。2色ページの「JUNGLE GYM」です。料理だけ食べて帰ってきたわけではなく、知ってる人はリスペクトしてるけど知らない人は知らない「歴史学、考古学及び民俗学に関する我が国唯一の国立博物館」についても取材してきました。千葉にあるんですね、我が国唯一の施設が。気になりますね、どんなところか……話せば長くなるので、詳しくは誌面でご覧いただければ幸いです。佐倉で取材した翌日は、勝浦までデスク全員で打ち合わせに行きました。この夏、『ターザン』は千葉づいています!

●担当:サカタ


編集部だより

ナイキの街で見てきたものは? の巻

行ってきました、ナイキ本社。今回は新商品の発表会取材でお邪魔したのですが、オレゴン州ポートランドにあるその場所は、広大な敷地にアスリートの名前を冠した建物が18もあり、陸上トラックはあるわ、スポーツジムはあるわ、という何とも羨ましい環境。

で、実はここにお邪魔したのは2回目でして、今回はここよりもさらに興味深い場所を訪ねることができました。それは、ポートランドからクルマで約2時間のユージーンという街。ここはナイキの創業者であるビル・バウワーマンが陸上のコーチをしていたオレゴン大学がある地でもあり、大学の構内で「ワッフルソール」の型やバウワーマンの写真が飾られているのを見たり、初代PRマネージャーでレジェンド的な有名陸上選手でもあったスティーブ・プリフォンテーンの亡くなった場所の石碑を見てきたり。ナイキだけではなく、陸上王国アメリカのルーツを見れた気がしてとても有意義な取材旅行でした。

ちなみにまったくの余談ですが、ユージーンの土産物屋のTVでは、コンフェデ杯の日本ーイタリア戦を生中継してましたが、日本からの取材チーム以外、現地の人はまったく見てなかったです。

●担当:J・K