マガジンワールド


Tarzan Editors No. 636 フロム エディターズ

編集長かく語りき

秋晴れ下、スポーツで汗を流したい今日この頃ですね。かく申す私は、たまたま栃木と茨城の県境に近い町で仕事があり、思い立ちました。北関東の山を走ろう! って。地図と睨めっこし、ネットでいろいろ調べ、決定したのは奥久慈(おくくじ)。奥久慈は、茨城の県北、福島にも近い久慈川の上流部、阿武隈高地に含まれる山里です。トレランのレースも開催されているエリアだけに、ランにするか、ロードバイクにするか迷いましたが、決め手となったのは、八溝(やみぞ)山の存在。地図で見たところ、1022mの山頂直下まで車道があり、ホテルからも往復150、60kmとガッツリ手頃。かくして、那珂川から久慈川流域に入り、そば畑やリンゴ畑を抜け、奥久慈男体山を右に眺め、愛らしい大子(だいご)の町から、八溝山に向かいました。上り応えのある坂があるのかなぁ〜、と最初は正直ナメてました。しかし、いや〜っ、凄っス、八溝山!県道から分かれ、6.4kmの舗装された林道に入ると、激坂の連発。タイトコーナーは、見上げる勾配。80km以上走って、ここで引き返すのはナンセンス。ヘロヘロになって、やっとこ上がった山頂の眺望の、素晴らしいコト。大満足で、帰りの脚も軽やかでした。あっ、この号は、自転車特集じゃなく、ランニング号でしたネ。でも、誰もサイクリストに出会わない激坂の旅も、良いモノですよ。

●『ターザン』編集長 大田原 透


最新号より

一足入魂! のランシュー9時間耐久試走会 の巻

9月上旬のとある日、朝8時。神宮外苑・絵画館前、何も知らず道行く人には、異様な光景だったに違いない。道端には色とりどりのランニングシューズがずらり。国内外の9メーカーから届いた、秋の新作シューズ35種。これをすべて試し履きしてもらおう、という途方もない企画が堂々スタートした! 4人の試走者のため、集めに集めたサイズ別のサンプル、その数なんと140足あまり。今回の特集のキモである、ビギナーから上級ランナーまで4スタイル別のランナーに向け、各メーカーが選びに選んだ自信作だけに、選者も遊び半分ではなく、まさに「一足入魂」の構え。それを後押しするかのごとく、この日は暑くもなく寒くもない、絶好のランニング日和! ビギナー靴で周辺を軽く流す人、上級モデルでがっつり走り始める人と、試走者によって選考スタイルはさまざま。あまりの順調ぶりにもしかしたら昼過ぎには終わるかも!とのスタッフの思いはやっぱり“あまちゃん”、最終的に終わったのは夕方の5時でした。ランチタイム休みはあったものの、約9時間、履きっぱなし、走りっぱなし、アンケート書きっぱなしの1日。ホントにお疲れさまでした! いったいどの靴がベストシューズに選ばれたのかって? それは読んでもらわないとねえ、みなさん。世の中オトナの事情もいろいろありますが、今回、結構ガチですので、そのあたりをたっぷりお楽しみください。

●担当:K・K


定例より

さらば『ターザン』! ジャングルからシティーへ の巻

ちょうど台風が日本列島に直撃していたあの時、『ターザン』クルマチームはフロントウィンドウに叩き付ける雨を高速ワイパーでかき分けながら金沢に行ってきました。

というわけで636号、637号の定例クルマページは、金沢辺りが舞台になっています。行ってみて分かったのは、たっぷり7時間近くかかること。体力的に片道500kmは結構つらいこと。1人なら新幹線で行ったほうが安いかも。ということです。いいことがないと思うかもしれませんが、大人数でいくならもちろんクルマの方が断然安いので、やはりおすすめではあります。

さて、なぜ金沢にわざわざといいますと、この度ワタベ、『ターザン』を卒業することになりました。ちなみにクルマライターの姫、Iさんも卒業。つまり卒業遠征です。思い返せば、高校時代から『ターザン』を読み続け、何となく働いてみたいなと思って受けたら、たまたま入社できて、研修もそこそこに、のっけからターザン編集部配属。もうこの5年半は幸せずくめでした。

さて、すでにワタベはポパイ編集部に籍を置いています。まったく畑違いで戸惑いばかりの毎日ですが、違う楽しみを味わえると思い期待を募らせています。

『ターザン』のメルマガはこれで最後ですが、今後は『ポパイ』のメルマガもチェックしてみてください。相変わらずの調子で新環境の報告をしていることだろうと思います。

●担当:シティーボーイ?ワタベ


編集部だより

今年も行きたい! の巻

ぼーー……。暦の上ではオクトーバー、でもハートはもはやパウダー。短い秋を抜けたらスキーの季節だよなー……あー、パウダー、パウダー、パウ……ハッ、また意識がウィスラーに飛んでた。ああ、あの、白い世界にまた帰りたい……。

今春、カナダのウィスラーに出張で行ってきたキムラです。こいつ遊んできただけじゃないのか、という編集長からの疑惑の目をそらすため(?)、ウィスラーで見てきたこと、実際に体験してきたことを記事にしました。題して、「SNOW, FREE, FUN, WHISTLER!」。今号の128ページから載ってますのでチェックしてくださいね。ウィスラーでは素晴らしいコーディネーターに恵まれ、たくさんの貴重な経験をすることができました。ということで、本誌では紹介しきれなかったウィスラーを駆け足で紹介。

まず、ゲレンデ。ゲレンデは本当にバリエーション豊かで、長くなだらかな林間コースから、強烈なコブ斜面、日本じゃなかなかお見かけできない大きなキッカーの整備されたパークまで様々。山頂付近からゲレンデの一番下まで、子供でも滑れるなだらかなルートを繋いでいくことも可能です。林間コースの脇の斜面から、別のコースへのショートカット的な非圧雪のコースもあったりして、プチバックカントリー気分も簡単に味わえます。

スキー後のオススメは、リフト乗り場のすぐ脇、『GARIBALDI LIFT Co』。基本的には外席で空や斜面を眺めながらのビールが最高ですが、店内ではライブやDJのパフォーマンスも。また、ビレッジでリーズナブルな夕食を楽しむなら、『El Furniture Warehouse』。全品4.95カナダドルで料理が楽しめる、若者にも人気のお店です。どうしても日本食が食べたくなったら、『Sachi Sushi(幸寿司)』へ是非。

最後に、ビレッジから少し離れますがラグジュアリーな気分を味わいたければ『SCANDINAVE SPA』へ。いわゆる、スパです。心身のヒーリングとリフレッシュを目的に作られた施設で、もう、ここだけのためにもう一度ウィスラーを訪れてもいいくらい。

本当はまだまだオススメしたいことがたっぷりあるのですが、それはぜひ、皆さんの目で確かめて下さいませ。あー、この冬も行きたいなー、ウィスラー。

●担当:バンクーバーのオススメも書きたかった キムラ