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Tarzan Editors No. 645 編集長かく語りき

Tarzan From Editors 編集長かく語りき

山が雪に覆われるこの時期。
焼酎を飲みながらの深夜の私の楽しみは、妄想トレッキングです。
目指す山域(エリア)を決め、主要なピークを選定し、
電車やバスなどのアプローチを調べ、旅程と宿泊をスケジュールに落とし、
悪天時のエスケープルートの 確認をし、装備と食糧のリストアップをする。
1日、2日ではなく、1週間単位となると、なかなか楽しくなってきます。
で、先日の妄想は、南アルプス南部。
高校生の頃に夢見た、荒川三山から光岳へのテント縦走1週間のプランです。
3000m級の山々を巡る旅程ですが、どちらかと言うとマイナー感の漂う山域。
理由はカンタン、キツイから……。
稜線に立つまでが遠く、山が大きいので上るのが辛い、
テントサイトの場所が限られるために1日の旅程が長い。
まずはベースとなる登山口まで、静岡駅からバスを乗り継ぎ4時間半は掛かります。
登りはじめの1日目でも、標準となるペースで6時間の登り。
しかも、行動時間が10時間弱という日程を組まざるを得ません。
次の妄想トレッキングは、北アルプスの下ノ廊下か、雲ノ平か……。
はたまた、新潟の藪山も魅力的だし……。
だったら、錆びついた鉈の手入れもしなくては……。
でも、最大の問題は、「いつ行けるのか」ですね(笑)。

●『ターザン』編集長 大田原 透