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Tarzan Editors No. 677 編集部だより

From Editors 編集部だより

チャーミングということ。の巻

今回の取材ではじめて歩荷という単語を知った、編集のKHです。ぼっかと読みます。重い荷物を背負って山小屋に届ける人のことです。そのチャンピオンが丹沢にいるというので、夏バテ号で一日弟子入りをしてみよう、ということになったのです。チャンピオンの第一印象は軽装ということでした。え、これで40kgのサイダーやら油やらをかついで山頂まで登るんすか? カジュアルなトレッキングシューズにTシャツ、短パンからはガンダムのように太い腿がにゅっと伸びています。が、いざ登りだしてみるとチャンピオンの逞しいこと。じゃあ、先に行ってるね〜。なにも持たないのにすでに息を切らしている自分たちをおいて、チャンピオンの後ろ姿はたちまち山の中に消えていきました。詳しくは是非、特集記事をご覧ください。

ところで、合流した山頂付近で。取材を終えると、ゲラと言って記事の内容を相手から事前の確認をとるのが習いになっているわけですが、チャンピオンにそのことを伝えると、なんと、いいよ、いいよ、好きに書いて、とおっしゃるのでした。長いことこの仕事してますが、僕、そんな人はじめてです(裏声)。歩荷のチャンピオンは人間のチャンピオンでもあったのでした。

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●担当:編集KH