見知らぬ心臓 (シャルロット・ヴァランドレイ 著 鳥取 絹子 訳)
見知らぬ心臓
- ページ数:288頁
- ISBN:9784838725762
- 定価:1,760円 (税込)
- 発売:2013.08.22
- ジャンル:ノンフィクション
2005年に出版した自伝で、17歳のときにHIV感染したこと、34歳のときに心臓移植を行ったことを告白した女優、シャルロット・ヴァランドレイ。出版から一ヶ月後、彼女は匿名の手紙を受け取る。「私はあなたのなかで鼓動する心臓を知っています。その心臓を愛していました……」。一見、馬鹿げた言葉に、彼女はショックを受け、混乱する。なぜならそのとき彼女は、しつこい悪夢と、デジャヴとしかいいようのない感覚、自分の内面の驚くべき変化に見舞われていたからだった。評判の占い師、恋人になった心臓医、理性的な精神分析医、守秘義務に凝り固まる医学教授……。多くの人に救いの糸口を求め行動する彼女だったが、彼女の“見知らぬ心臓”は次々にミステリアスな事件を引き起こす。そして明かされる驚愕の真実とは!?
1986年、第36回ベルリン国際映画祭女優を賞受賞した著者による衝撃のミステリアス・ノンフィクション。フランス本国で35万部、世界15カ国で翻訳化された話題作。