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「ネガティブな感情、オールOK!」 イライラモヤモヤを抱えているあなたのための本です。

「ネガティブな感情、オールOK!」
イライラモヤモヤを抱えているあなたのための本です。

 
『生きるのがラクになる ネガティブとの付き合い方』著者ワタナベ薫さんインタビュー

 皆さん。毎日イライラモヤモヤした気持ちを抱え込んでいませんか? 新入社員の僕も、次々と企画を提案しキラキラの瞳で働いている優秀な同期たちにくらべて、担当雑誌のスペルすらまともに書けず死んだ魚の目をしている自分にイライラモヤモヤしています…。あー、ネガティブな感情が湧いてくる自分が嫌になります!
 そんな僕の前に絶妙なタイミングで、『生きるのがラクになる ネガティブとの付き合い方』という気になるタイトルの本が置かれている! しかも著者は女性から絶大な支持を得ている作家・ブロガーで、コーチングのプロとしても知られるワタナベ薫さん。いつも美しい女性のあり方を教えてくれるワタナベさんが”ネガティブ”なタイトル本を書くなんて何があったんでしょうか…。これは話を聞くしかない、ということで直接インタビューしてきました。

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ワタナベ薫さんの生き方やファッションにあこがれる女性も多い。
愛車はハーレーダビッドソンというカッコいい一面も。


―――早速ですが、この本はポジティブなイメージが強いワタナベさんには珍しく、”ネガティブ”という否定的な言葉がタイトルになっています。どうしてこのテーマで執筆しようと思ったんですか?

 それはもちろん、”ネガティブ”って人生の宝物ですし、大切にしなければいけない感情だということを皆さんに伝えたいと思ったからです! 実を言うと、”ネガティブ”についての本はずっと書きたかったんですね。2012年に初めて本の出版を企画したとき、最初に挙げたテーマは”ネガティブ”でした。でも相談した人からは、「本を読もうとする人はそもそもポジティブな人だから、”ネガティブ”なんて言葉が書いてあるとだれも買わないよ」と一蹴されてしまって…。

―――ずっと書きたかったテーマだったんですね!

 そうなんです。今回やっと、念願が叶いました! 私は元々、非常に後ろ向きな性格でしたが、それが当たり前すぎて自分がネガティブであることにすら気づいていませんでした。漠然と、「どうも生きづらいな」、「人生つらいな」、「生きるのが楽しくないな、生きる意味って何だろう?」と思っていたんです。そんな私でも、あるときから自分の中のネガティブな感情のほとんどをポジティブな感情に転換できるようになっていました。

―――あるとき…? それは僕としても非常に気になります。

 心理学とコーチングとの出会いです。この2つを学ぶことで自分と向き合うことができるようになり、それでようやく自分がネガティブ思考であることに気づいたんです! そして、ネガティブな感情の行き着くところには肯定的な意味があって、「結局、”ネガティブ”と“ポジティブ”はふたつでひとつなんだ!」と思えるようになりました。詳しくはこの本を読んでくださいね(笑)。

―――この本を読めば、ワタナベさんが”ネガティブ”とうまく付き合えるようになった経緯を疑似体験出来るんですね!

 そうなんです。読めばどんどん”ネガティブ”に対して寛容になります。ネガティブの先にあるポジティブな意味を探すことが楽しくなり、生きるのも楽しくなっていくはずです。

―――というと、かつてのワタナベさんのように自分が”ネガティブ”だと気がついていない人にも読んでもらいたいですか?

 そうですね。どうも生きづらい、なんだかわからないけどモヤモヤイライラする、といった人にこそおすすめしたいですね。

―――「自分がネガティブだ」と気づいている人にも…?

もちろん、読んでもらいたいです(笑)。そういう人は、どこかでポジティブな人と自分を比べている可能性があるので、自分のゴールは設定しやすいです。違う点を修正していくだけですからね。この本はそんな人の背中を押す一冊でもありますよ。

―――どんな性格の人にとっても心強いですね。あ、でも、普段まったくイライラモヤモヤしないほどポジティブな人は、さすがに読まなくてもいいですよね…?

 いいえ! ぜひ読んでください! 日々穏やかに過ごしている人でも、自分の中にある本質を見つけるのに役立つし、他者を理解する手助けになるはずです。特におすすめしたいのが、リーダー的存在の人、誰かに何かを教える人、上に立つ立場の人ですね。

―――えっ、リーダー的存在の人に、「ネガティブとの付き合い方」を知る必要ってあるんですか?

 上の立場にいる人にこそおすすめですよ。なぜなら、そういう位置にいる人は、他の人のことを「なんで自分のように動けないの?」と疑問に思ってしまいがちです。他の人の気持ちを理解できなければ、人を正しく指導したりはできません。自分のためというよりも、他者を理解するためであったり、人の悩みを垣間見ることができるようになるためにおすすめしたいですね。

―――なるほど、ネガティブな人との付き合い方も学べる本なんですね。あと、感情整理の仕方についてなんですが、これまでの著書でも触れていたことですよね。本書ではどのように書かれているんでしょうか。

 よりブラックになってますよ(笑)。

―――ワタナベさんのダークサイド満載なんですか!?

 ダークサイドとまでは言いませんが、タイトル通り”ネガティブ”に特化しました(笑)。以前の感情整理の本よりさらに踏み込んで、みんながなかなか口にはできないような悩みやブラックさ、ネガティブさにフォーカスして書きました。そして、一つ一つの黒い感情を掘り下げています。たとえば、怒りの整理の仕方を感情整理の本では書きましたが、本書では、なぜ怒りが起きるのか?といったメカニズムや、怒りの先にある肯定的な意図の見つけ方などを、より詳しく書くように心がけました。

―――なるほど。怒りの根っこの部分から解説されているからわかりやすいんですね! ワタナベさんご自身は最近どんなことに怒りを感じましたか?

 仕事の面ですが、やることがたくさんあり過ぎて、時間が足りない、思うように進まない、苦手なことをしなければいけない。――根っこで言うと苦手なことをやらなくてはいけないことが一番のイライラの原因なのですが――そんな状態が続いたときに、かなりイライラし、ストレスを感じました。

―――イライラが続いたとき、ワタナベさんはどうやってネガティブな感情と付き合うんですか?

「あ、私、今イライラしている」と気づいたらすぐ、自分の体からポン!と抜けて、自分を客観視するようにします。イライラしている自分の姿を天井から眺めるイメージです。すると、自分自身を俯瞰できるので、「一旦休んだほうがいいよ」とか「スタッフに頼んでみたら? 」とか、まるで友達がするようなアドバイスをするもう一人の自分が現れて、解決へと導かれるんです。

―――ポン!と抜けて俯瞰で客観視ですか…。なかなか、難しいですね…。

 いきなりは難しいですよね(笑)。最初は、友達にアドバイスするようにやってみてください。大切な友達がイライラしているとイメージして、その人にアドバイスするとしたら「こんなときはなんと声をかけてあげるだろうか?」と自問する。そしてその答えを、自分に言ってあげる。徐々にコツをつかめるはずですよ!

―――僕も早く身につけてイライラから解放されたいです! ところでワタナベさんはワンちゃんとネコちゃんを飼ってますけど、彼らの存在もきっとイライラの解放に一役買っていますよね?

 もちろんです! 彼らは私にとってなくてはならない存在です。実のところ、私は人生51年間、犬と猫がいない生活はほとんどないんですよ。ネガティブな気持ちになった時に、自分を客観視するより先に、犬と猫の面白い仕草や顔を見ただけで、大笑いしてネガティブが一瞬にしてなくなることもしょっちゅうですよ(笑)。

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ワタナベさんの愛猫マイケルと愛犬ハナ。
2匹はワタナベさんのメンターでもあり、友達でもあり、癒しの存在。


―――いいですねぇー。最高の家族ですね! 僕は一人暮らしなので家に帰っても、誰も待っていてくれません。

 一人でも、声を出してみてください。ネガティブな感情を声に出してブツブツと言ったり、相手が目の前にいるとイメージして言いたいことを感情的に吐き出したり、まずはその感情を味わい切る! その後、「なんでそんな感情になったんだろう?」と自問自答しながらノートに書き出してみてください。そうやって感情の整理ができるようになれば、そのネガティブな感情の向こうにある肯定的な意味を見つけて、自己完結できるはずですよ。

―――一人でも声に出した方がいいんですね。そういうのなら得意です! なんだか僕も、うまく”ネガティブ”と付き合っていけそうです!

 ”ネガティブ”は宝物ですよ。どんなにポジティブな人でもネガティブな感情はあります。それを否定しないで、自分の中にあるポジティブな部分と共存させていってください。ネガティブな部分があるからこそ、自分自身のポジティブな部分を見つけられるんです!

―――なるほど。今までネガティブな感情は絶対悪だと思ってました。でもむしろ大切にしなくちゃいけないんですね。

 往々にして、人として大きく成長するタイミングというのは、つらいときや苦しい試練のとき。その試練は大きければ大きいほど乗り越えたときに著しく成長に寄与します。そしてその過程で生じるのは、ネガティブでブラックな感情がほとんどなんです。ですから、ネガティブな感情と向き合って、そこから新たな自分を見出すことは大きく成長するための宝物だと思って! この本がたくさんの人の成長の手助けになればいいなと願っています。

プロフィール
ワタナベ薫
1967年生まれ。作家、ブロガー。株式会社WJプロダクツ代表取締役、他2つの会社を経営する実業家。美容、健康、メンタル、自己啓発、成功哲学など、女性が内面、外見からきれいになる方法を独自の目線で分析して、配信しているメンタルコーチ。過去には幾冊ものベストセラーを出版し、主な著書に『なぜかお金を引き寄せる女性39のルール』、『運のいい女(ひと)の法則』、『成功している人だけが知っている本当の「引き寄せの法則」』、『人生が思い通りになる「シンプル生活」』などがある。


生きるのがラクになる ネガティブとの付き合い方

— ワタナベ薫 著電子版あり
  • ページ数:204頁
  • ISBN:9784838730032
  • 定価:1,404円 (税込)
  • 発売:2018.06.21
  • ジャンル:自己啓発
『生きるのがラクになる ネガティブとの付き合い方』 — ワタナベ薫 著

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