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GINZA Nº256「この秋、かわいいのは80’S!」
 

GINZA Nº256


9月12日発売の256号は
『この秋、かわいいのは80’S!』です。

THIS ISSUE

チャーミングに上品に。
イケイケGINZAレイディーズ!

秋のファッション計画、GINZAは80’sに注目しています。サンローランのキラッキラのミニドレスやマークジェイコブスの大きな肩幅のジャケット、シャネルのピンクのロングレザーグローブなど、今季の少々トゥーマッチなデザインが新鮮でとてもかっこよく思えたからです。特集を作るにあたり、マガジンハウスの資料室にある、80年代のananおよびELLE JAPON(当時はマガジンハウスから出ていました)を見返していました。この頃の雑誌はそもそもとても面白いのですが、中でも81年のanan「脱・ニュートラ」のコピーに目を奪われました。トラッドをベースにメゾンブランドの靴やバッグを合わせるような「ニュートラ」スタイルが70年代中盤から「JJ」、「anan」を中心に流行りだしたわけですが、「脱・ニュートラのファッションはヘアスタイルを変えることから始めよう。」という特集では、ニュートラルックの代表ヘアであるグラデーションを強調する段カットの読者が、シャープな前髪と段のないボブカットに華麗にチェンジしているのです。「ニュートラ」→「黒の衝撃」という80年代のファッションの流れをこの誌面から感じました。

時は巡って「anan」の脱・ニュートラ宣言から37年、GINZAは再び2018年のニュートラ、つまり「ニューニュートラ宣言」をしたいと思います。この「NEW!なニュートラ」特集、はっきり言って、力作です。ファッション、映画、香水、レストラン…GINZAが考える「ニューニュートラ」スタイルを全16pに渡りご紹介しています。自分たちのルールを作るのって楽しいよね。ぜひ、すべてのレディに読んで欲しいです。
他にもプロフェッサー栗山氏による「ファッションはなぜ今80‘sなのか?」を真剣に掘り下げた記事や、クレープやフレンチフライなど映画見ながら片手で食べられる大人のワンハンドフードも探求しました。ファッションとともにメイクも秋顔にするべく、ディープベリー色の口紅や最新肌作りの特集も。そして人気女優、石田ゆり子さんのインタビューも見逃せません。松尾スズキさん、ソニア パークさんなど好評連載陣も今月も読み応え十分、GINZAでしか読めない内容が満載です。ぜひ手にとってみてください。

編集長 河田紗弥




FROM EDITORS

キラキラ80年代に思いを馳せた
平成最後の夏でした
毎月やってくる月末の校了タイム。校了間際の楽しみが、夜な夜な編集部にある校正紙を読むこと。この企画こういうことになったんだ!と、担当していない企画を読者気分(?)で普通に読み込んでしまったり。今月ハッとしたのが、「80年代カルチャーって面白かったんです!」(P.182~)。町山広美さんが「ツッパリとファンシーは重なっている」とおっしゃってるのを目にし、点と点が繋がり、腑に落ちました。
というのも、パワーショルダーにボディコン上等のファッションストーリー「Crush on the Shiny 80’s!」(P.62~)や、2018年の”ニュー”ニュートラにトライした「THE TRADITION」(P.83~)、ダサさギリギリの「ロゴ&スニーカーで、いなたいエイティーズ。」(P.112~)を担当して、80sムードのファッションにどっぷり浸かり、80sのエッセンスを嗅ぎ取る日々を送りつつも、2018年にはないひとつひとつの要素の濃さに、実感が追いつかないまま圧倒され…。一体なんでこんなにパワフルなのか、わかるようでわからずにいました。しかし、テレビとお茶の間/日本と海外、それぞれに距離があり、今のような早さでトレンドが共有されなかった時代。みんなピュアでいい意味でミーハーで、だからこそ、憧れの気持ちが強くて。それがパワーを生んでいたのだろうか…と「80年代カルチャー~」を読むうちに、当時の熱量が自分の中にすとんと落ちてきました。
こうした夜中の瞬間があることで、あ~今月も作っていてよかったとひと息ついて、また次の号に取りかかれるのです。
 
編集担当 石川
 
gz256-fe-01

 

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