秋風羽織、と聞いてピンとくる方は、きっと現在放送中の朝ドラ（NHK連続テレビ小説）『半分、青い。』（作・北川悦吏子）をご覧になっていることでしょう。そう。ヒロイン・楡野鈴愛（永野芽郁）の漫画家時代の師匠で、天才の名をほしいままにする少女漫画家です。秋風先生はロン毛にサングラスで、やりたい放題。一見、傲慢にも思えるのに、なぜか憎めない……どころか、その一挙手一投足に熱い視線が注がれ、お茶の間で大ブレイク！ ヒロイン・鈴愛が秋風先生のもとを去ってからは、「秋風ロス」がいっきに広がりました。
実は、そんな秋風先生を、独占・密着取材（！）して出来上がったのが本書です。
秋風先生の言葉の多くは、実際には弟子の鈴愛たちに向けたものでしたが、迷いながら生きる多くの人の胸に響くものがあり、何度でも味わいたい名言ばかり。この本ではそれらをぎゅっと凝縮しつつ、秋風先生にさらなる「真実」を語っていただきました（ここだけの話が満載！）。 いまは一刻も早くみなさんにその言葉を届けたい。そんな思いでいっぱいです。
ちなみに、本書では秋風先生の弟子たち（鈴愛、ユーコ、ボクテ）や有能な秘書・菱本さんからのメッセージ、俳優・豊川悦司さん、脚本家・北川悦吏子さんのインタビューも収録。『半分、青い。』の感動がページをめくるたびに甦ります！
（担当S）