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POPEYE No. 871

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特集 いま、聴きたい音楽ってなんだろう?

思えば最近は新しい音楽に出合える方法がとにかく多い。 サブスクで流しっぱなしにしていてもいいし、YouTubeもある。 街中でもクラブでも気になればShazamですぐチェック。 好きな有名人やおしゃれな人がSNSでポストするのも気になるし、 レコ屋とかCDショップで掘る往年のスタイルも捨てがたい。 この特集でも素晴らしいアーティストや曲がたくさん見つかると思うし、 いろいろあるけど、大事なのは自分が本当に好きになれるかでしかない。 素直に好きになった曲を自分の中で大切にして生きていくのも最高だし、 そんな曲を誰かと共有して意気投合した瞬間のあの高ぶりは何なんだろう。 音楽って、やっぱりいいよね。


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CONTENTS

特集 いま、聴きたい音楽ってなんだろう?

  • いま、どんなの聴いてる?
  • 日本のフォークロック。
  • 渋谷直角の日本全国ナウなミュージシャンを探せ!
  • インディペンデントミュージックのこれから。
  • 僕を作ってきた音楽。 MY MUSIC HISTORY
  • ジャズとヒップホップ。
  • ○○と音楽の話。 テレビ/ラジオ/映画
  • アイドルも聴くのなら。
  • The Music Times
  • BE GOOD
  • BOOK IN BOOK
    CRAZY LOVE TYLER, THE CREATOR

From Editors 1

本当に好きな音楽を見つけよう!
「いま、聴きたい音楽って何だろう?」という特集テーマのとおり、この2019年の秋、編集部がいま聴きたいアーティストや音楽を慎重に選んで詰め込み、さらには「この人はいま、どんな音楽を聴いているんだろう?」と気になる方々にプレイリストを作ってもらった、というのが今回の号のおおまかな内容です。

登場する人たちをずら〜っと並べてみると……、

小山田米呂 / 琉花 / Mac DeMarco / TOUCHING BASS / ミツメ / シャムキャッツ / OK(水原希子が立ち上げたプロジェクトのメンバー) / 石野卓球 / GIRL POOL / オロノ(スーパーオーガニズム) / 俚謡山脈 / ANA ROXANNE / GILLES PETERSON / CONNAN MOCKASIN / 駒沢公園スケートパークのスケーター / ON AIR / 8 Ball Community / J-COOK / GASPAR NOÉ / ALEX ROSS PERRY / 古谷野慶輔(空間現代) / 高橋一(思い出野郎Aチーム) / 堀米雄斗 / So!YoON!(SE SO NEON) / PET SOUNDS RECORD / SEAN MIYASHIRO(88rising) / JUSTIN MONTAG(Franchise magazine) / 松㟢翔平 / 藤江琢磨 / 松島大介 / 永井祐介 / ゆりやんレトリイバァ / あいみょん / 折坂悠太 / 松井文 / 夜久一 / 渋谷直角 / さとうもか / Nyai / MEN I TRUST / BOY PABLO / CLAIRO / So Young Magazine / SHAME / RICH BRIAN / 小山田圭吾 / 坂本慎太郎 / 照井利幸 / 西山徹 / 小袋成彬 / iri / Standing On The Corner / セン・モリモト / ONYX COLLECTIVE / 大根仁 / 岡宗秀吾 / VIDEOTAPE MUSIC / 上山悠二 / 佐久間宣行 / Creepy Nuts / BEYOOOOONDS / 徳利 / 九龍ジョー / ココナッツディスク吉祥寺 / CE$ / アラキケンタ / STUTS / 依田亮 / 光と音の専門店 ハオハオハオ / Chee Shimizu / サントラ・ブラザーズ / chelmico / Daichi Yamamoto / Tyler, The Creator (順不同・敬称略)

読者のみなさんには知っている人も知らない人もいると思いますが、この号で紹介する音楽のなかから「本当に自分が好きな曲」が見つかるといいなと思います。
いろいろページにしたけれど、グッドミュージックっていうのは「結局自分で聴いて判断したものが全て」。そう語ってくれたMac DeMarcoのインタビューはかなり胸に来ましたし、今回も誌面で紹介している音楽・楽曲をSpotifyにポパイのプレイリストを作って聴けるようにしたのでぜひ聴きながら読んでください。Men I TrustとかSen Morimotoとかは、本誌発売の10月に来日公演があるから好きになったら行ってみるといいと思います(チケット、もうないかな……)。

あと、タイラー・ザ・クリエイターが好き過ぎるというこの今の情熱をそのまま形にしたBook In Bookも作りました。ひたすら制作に突き進んだ先に待っていたのは、本人直撃の単独インタビュー。本当に会えるなんて……! 「今までで一番ひどかったインタビューは?」「好きなパンケーキ屋さんは?」「ものづくりをしている若者にメッセージをください」といった質問に答えた彼の言葉は超最高なのでぜひ読んでください。

榎本健太(本誌担当編集)
 
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この音楽特集の取材・1発目は、フジロック出演前日。ロンドンからやってきた平均年齢20歳のバンド、SHAMEへのインタビューでした。今はもう、「インディーズ」「メジャー」の解釈、価値観がまったく新しくなっていますね。音楽を発信する、見つける、聴く環境の大きな変化もまた、今は面白い。

From Editors 2

新しい音楽に出逢うことの幸福
昨年の「ぼくの好きな音楽。」に続いて、今年も音楽特集を担当することに。3ヶ月間、ひたすらいろんな音楽を聴き続け、その音楽が生まれる場所や人に会いに行く。これがとにかく楽しい。
漫画家の渋谷直角さん(レビューやweb、SNSはなるべく見ないで、タワレコの試聴機やライブハウスで自分の耳で選ぶようにしているそう)には、岡山のシンガーソングライターさとうもかさんはじめ、日本全国のインディーズバンドを。ライターの九龍ジョーさんには、「懐かしき未来」と彼が形容する「日本の最新フォークロック」を。なかでも折坂悠太さんら3名のシンガーソングライターによる”のろしレコード”というレーベルにすっかりハマッてしまい、山梨でのレコーディンク合宿にまで密着取材することに。

さらにファッションページのモデルも現役のミュージシャンにお願いしようということでスタッフが見つけたのは京都生まれのラッパーのDaichi Yamamotoくん。JJJやKid Fresinoや中村佳穂も参加した、デビューアルバムがとにかくカッコ良くて、撮影の2日間、ロケバスの中でずっとこのアルバムをかけていたくらい。

とまあ、いつまでも書き続けられるくらい、聴いて欲しい音楽、知ってほしい人を詰め込んだ一冊となりました。新しい音楽との良き出会いに役立てば幸いです。

p.s
坂本慎太郎さんの新曲「小舟(Boat)」(https://www.youtube.com/watch?v=vWFKeVCeJlE)は、ポパイを読んでくれている”優しきシティボーイ”のみなさんに聞いてもらいたい名曲です。ぜひ。

斉藤和義(本誌担当編集)
 
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「ライブはそのバンドの地元で見るに限る説」を確かめに、岡山のさとうもかさんが出演するフェス「マチノブンカサイ」へ、渋谷直角さんと行ってきました。巷の「シティポップスの新旗手」なんてイメージで聴いたら、間違いなくやけどしてしまいそうな、何にも似てない、圧倒的に強い音楽&パフォーマンス。やっぱりライブはいい!

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