フーッと深い呼吸が不調を解決。
眠れる横隔膜を、今こそ目覚めさせよう!
表紙はSnow Manの岩本照さん。
オウカクマク。その働きと役割を明確に説明できる人、多くないはず。
胸と腹の境界に張り巡らされた単なる膜ではなく、
呼吸を司る立派な筋肉で、無限のパワーを秘めた眠れる巨人とも言われる。
なぜ、眠れる巨人なのか? それは筋トレでも有酸素運動でも鍛えにくく、
アスリートでさえその90%が横隔膜の機能を使えていないというデータがあるほど。
そう、これまで見過ごされてきた最後の未開拓地、ラストフロンティアなのです。
この眠れる横隔膜を上下に躍動させることによって、
疲れやすい、眠れない、便秘、肩こり、頭痛、猫背、腰痛……、
自律神経にも内臓にも効いて、さまざまな不調から我々を解放してくれます。
今回の特集では、まず横隔膜と呼吸、胸郭、体幹の3テーマ別に、
スペシャリストが講義形式で、横隔膜との関係性を説いていきます。
そして、チェック→緩める→息を吐く→強くする、の4ステップで、
ラストフロンティア・横隔膜を動かしていくエクササイズに繋げていく構成。
そして後半では、いいことナシの口呼吸をいますぐストップさせて、
カラダ本来の機能を取り戻す、鼻呼吸のススメを。
さらには、フリーダイバーの息止め極意や忍者の秘技など、呼吸を深掘りしたページも。
不調を取り除いてくれる横隔膜の覚醒は、息をフーッと深く吐くことから始まります。
そんな簡単な快適への第一歩、さぁトライしてみよう!
表紙と巻頭、を飾ってくれたのは、Snow Manの岩本 照さん。
腹式呼吸のヨガ、胸式呼吸のピラティスでの、横隔膜の動かし方を学び、
センター綴じ込み企画では、呼吸法の違うヨガとピラティスを実演してもらいました。
Features
Snow Man 岩本 照さん
横隔膜のこと、知っていますか?
横隔膜を躍動させて、
呼吸からカラダを変える。
1時限目
横隔膜と呼吸。
講師:奥仲哲弥先生
小休止 セルフ判定
はたして正しく呼吸できているか。
あなたの横隔膜をチェック!
2時限目
横隔膜と胸郭。
講師:柿崎藤泰先生
3時限目
横隔膜と体幹。
講師:大貫 崇先生
4時限目
実践講義・横隔膜エクササイズ
裏切りの筋トレ・メソッド Special
岩本照、ヨガ&ピラティスで、横隔膜を鍛える!
正しい呼吸で、カラダ本来の機能を取り戻す
鼻呼吸トレーニング
マニアに深掘り
呼吸のコラム。
横隔膜。どこにあるのか、まして動いているのかもわからない。重要なのにノーマークだった横隔膜にスポットを当て、3人の先生たちの講義でその正体を探っていくこの特集、驚きの連続でした。
ふだん何も考えずにしている呼吸について、先生たちが口をそろえて言っていたのは、現代人は横隔膜が動いていない、そしてみんな息を吸い過ぎ、ということ。えー、そんな、息をしないと死んじゃう、一生懸命に呼吸してるのにだめなんですか?
はい、だめです。吸うことを意識するよりも、吐ききってから吸った方が深い呼吸になるし、しかも1分間に6回、なんなら3回で十分とも。肺の空気もちゃんと交換され、横隔膜も動くし、ひいては自律神経も整うと。風が吹けば桶屋が儲かる、いいことだらけの状態です。
さらにノーマークだったのは、肋骨は意外と簡単に動く、またはズレること。胸郭と呼吸の講義中、「今はたいていの人の肋骨はこうなってるんですよ」と、先生が骨格標本のガイコツ君の左肋骨の裾野を片側にがばっと広げたりして。肋骨ってそんなにフレキシブルだったのかと、これも驚嘆。ガイコツ君も大変です。
肋骨ががばっと広がってずれている、つまり肋骨が「ここでーす!」とわかるほど、目視できるのはよくない? その状態が普通だと思っていた私の胸郭ももちろんズレていました。
でも大丈夫。本誌の横隔膜エクササイズを続ければ、肋骨を正しい位置に戻すことも可能。それによって横隔膜が大きく動くようになり、疲労、肩こり・腰痛など不調もなくなっていくといいます。
取材中にご指導いただいたときの呼吸では、思う存分、スムーズに空気が肺に入ってきて出ていく感覚。あー、気持ちいい。そんなすごく何気ないことが幸せなんだなーと、急に人生にも例えて考えちゃう特集だったのでした。
“オウカクマク”を知っているか? そんなことを聞かれても、普段生活していて意識することは滅多にないし。強いていうなら……(突然ですが、以下懐かしのお笑いコンビ「いつもここから」をイメージして読んでください)。しゃっくりをしたとき〜♪したとき〜♪「あ〜この辺にあったよな〜」なんて自愛するようにさするとき〜♪ さするとき〜厭ぷ 焼肉屋でハラミを注文するとき〜♪するとき〜♪……失礼しました。
さて、ことほど左様に横隔膜は、一般人が意識することが極めて少ないカラダの部位。知らなくたって、恥じることは決してない。なぜなら、筋トレ熟練者の〈Snow Man〉岩本照をもってしても、横隔膜という筋肉に向き合うのは今回が初めてだったから。特集冒頭ページでは、“眠れる巨人”とも比喩される横隔膜の役割、重要性、そして鍛えることで得られるメリットを岩本さんが読者に変わって専門家に問うた。教えてくれるのは、ヨガ解剖学の専門家として雑誌やテレビに多数活躍する中村尚人さん。まずは至極曖昧な横隔膜という筋肉について、脳の解像度を上げて欲しい。その後に続く「横隔膜講義」を読んでより理解が深まったら、Book in Bookで岩本さんが体験しているエクササイズもお見逃しなく。こちらでは、横隔膜を使う腹式呼吸の練習としてのヨガ、換気量をUPさせるピラティスメニューを、岩本照が実践!ピラティスは初めてだという彼のコミカルな表情も楽しみながら、実際にトライしてみてほしい。
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