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BRUTUS 851号:台湾で見て、買う、食べる、101のこと。

BRUTUS No. 851

今号のBRUTUSは街特集。NY、東京、ロンドンに続き「見る、買う、食べる、101のこと。」シリーズ台湾編です。いま、台北のトレンドは、東京以上に移り変わりが激しくなっています。台湾料理を“再構築”するスターシェフのプライベートキッチン、オーダーメイドのスーツや革靴に革小物、クラフトビール、SNS映えするドリンク、ビューティに健康スポット、そしてもちろん小籠包に包子などのローカルフード……。訪れるリピーター達は地方にも目を向け、台中、台東、台南へ。台北から新幹線で約1時間、文化施設が充実した台中、手つかずの自然と原住民文化が残る台東、歴史的建築と南国フルーツの宝庫、台南。今回、BRUTUSの台湾特集では、4つのエリアをくまなくまわり、2017年の台湾のいまがわかるカルチャーの情報を1冊にギュッと詰めました。そしてなんと、28ページのマップブックと、掲載スポット全データ(所在地、電話番号、営業時間、定休日)が掲載された特設サイトへ移動できるQRコード付き。各スポットがGoogle Mapsにもマッピングされているので、現地での散策、目的地への移動にも便利。台湾ガイド決定版です。



CONTENTS


特集
101 things to do in 台湾
台湾で見る、買う、食べる、101のこと。

台湾の最新情報から定番まで、
カルチャー、ショップ、フードをめぐる101のコラム

台北
3ヵ月待ちのプライベートキッチン。/新旧台湾グルメ食べ比べ。/台湾オタクカルチャー。/手ぶらでグランピング。/台北に来たら男を磨け。/個性派ホテル新着情報。etc.

台中
日本人建築家の作品詣で。/「第二市場」のB級グルメ。/新名物の劇ウマ! サンドイッチ。/豪華モーテルに宿泊。/百貨店のトイレが遊びすぎ。/レア酒を求め、蔵へ。etc.

台東
離島に来たら絶景温泉。/台湾屈指の駅弁を求めて。/原住民の文化を体感!/ようこそ波乗り天国へ。/20種類の摘みたて野草を食す。/台湾式足裏マッサージ発祥の地。etc.

台南
マンゴーの故郷、玉井へ!/「民宿」カルチャーを体験。/注目エリア信義街を巡る。/謎のおやつ「碗粿」。/タクシー運転手の薦める台南小吃。/高雄も半日で攻略。etc.

日本の友達が遊びに来たとき、
連れていきたいローカルスポットはどこですか?

台北エリアストーリー

付録
台湾で見る、買う、食べる、詳細マップ。

 

…and more!


From EditorsNo.851 フロム エディターズ

台湾の田舎は、いまが旬ですよ。

今回、担当した中で、どこがオススメかと聞かれれば、迷わず「台東!」と答えてしまう(ちなみに、「タイトウ」ではなく、「タイトン」と発音してくださいね)。質問には特定のお店を挙げるべきなのだろうけど、エリア全体について良い印象しか残っていないから、つい場所で答えてしてしまう。もちろん、台北は常にアップデートされる情報があって刺激的。美味しい店や、アッと驚くカルチャーネタも満載で間違いなく楽しい。でも、渋滞待ちのスクーター、必要以上に飛ばすタクシー、屋台の喧騒などをひと通り堪能(!)したら、ぜひ地方に足を延ばしてもらいたい。

台東の魅力は、行ったことがある人がまだ少なく、前情報がそこまで充実していないこと。取材するにも色々と下調べが難航しました。原住民文化が色濃く、自然が豊かで、美味しい駅弁があり、離島がある、くらいのイメージ。でも、田舎好きにとっては、それだけ聞けば十分にワクワクするわけで、リサーチ半ばで渡航することに。案の定、予想以上に素晴らしい風景と取材すべき色々がありました。未だに人口の約半分が原住民(6つの部族)で構成され文化が色濃く残っていること。20種近い摘みたての野草を食べさせる野趣いっぱいのレストランがあること。駅弁には日本統治時代に広まったコシヒカリ由来の池上米が使われていること。離島には海を臨む絶景温泉があること…etc…。嬉しい発見は全て旅の鮮烈な想い出になります。そして、もう一人の担当編集も書いている通り、何より人が最高! 特に台東は中高年の方が底なしに元気で明るいのが印象的でした。あと10ページくらい欲しかったなぁ。

 
●︎︎︎鮎川隆史(本誌担当編集)

From EditorsNo.851 フロム エディターズ

101コラムの「0」の部分。
誰もが出会うであろう
デフォルトの台湾の魅力。

台湾のあらゆる魅力をぎゅぎゅっと101のコラムに詰め込んだ特集。充実したものを作れた達成感はあるのですが、ひとつデフォルトすぎて誌面では触れていない、でも個人的に台湾のいちばんの魅力だと思っていることがあり。それは、やはり“人”です。

今回、なかには飛び込みで訪れて、その場で取材交渉をするような店もあったのですが、すでに繁盛店すぎて通常は取材対応していない店にも、「そこをなんとか」と頼み込んでいました。必死な姿に同情してくれるのか、たいてい「仕方ないなー」という感じで引き受けてもらえたりして。一度そうなると、台湾人のおもてなし精神が爆発。撮影用に頼む料理以外にも「これ食べてみて」と他のメニューがサービスでいろいろと出され、帰りには「持って行きな」とどっさり土産を渡される……ということが、どこの店でも起こるのです。おかげで、帰国の際にはパッキングに難儀しましたが。

人柄は台湾全土に共通するものだと思いますが、台南などローカルな古き佳き魅力を残す街を訪れると、とくにそれを顕著に感じます。昔、夏休みにおじいちゃんの家に遊びに行ったときに「よく来たね、よく来たね」と迎え入れられるような嬉しさ。世界一優しい人たちがいる場所だと思います。

 
●︎︎︎中西 剛(本誌担当編集)

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