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Croissant Mail

Croissant Mail No.1003

「もう」ではなく、「まだ」。
人生後半戦を楽しむ術を見つけましょう。

最新の統計で女性の平均寿命が87.26歳という世界第2位の長寿国となった今、「人生100年」はさらに現実味を帯びてきました。そうなると、子どもも手を離れ始め、仕事や自分の立ち位置もある程度見えてくる40代から50代は、まだ道半ば!
ひと昔前ならそろそろ定年、老後は?なんて考えた年代も、最近では後半戦のまだ序盤。新たなスタートを切る人、続けてきた諸事のさらなる発展に邁進する人が増えています。
必要なのは、一歩踏み出す勇気と、強靭なココロ。これまでが平坦な道ではなくても、行く先が手探りでも、できないことが増えてきても、衰えを感じても。
今まで頑張ってきた自分を信じ、夢中になれること、好きなこと、やりたいことやできることを追求して、ひるまず恐れず、さらなるステップアップを目指したい。
「もう」ではなく「まだ」。若いときにはない経験と人脈、達観と大胆さが味方になってくれるはず。そんな先達や新たな扉を開けた人たちからは眩しいほどの輝きが、言葉に、表情に溢れています。その輝きを道標に、後半戦の楽しみ方を学びましょう。


CONTENTS

croissant No. 1003
クロワッサン(8月10日発売)

人生100年時代の
しなやかな生き方。

たおやかなのに大胆で、自然体。
夏木マリさんに学ぶ、生きるコツ。

ますます可憐に、華やかに。
松坂慶子さんの幸せオーラの秘密。

人生のお愉しみはこれから!
中野翠さん流、70代の暮らし方。

伊藤比呂美さん×枝元なほみさん
程よい距離感が心地よい、
女の友情を長続きさせるコツは?

50歳から、まだまだ行ける!
新しいステップを踏み出した二人。

94歳、辰巳芳子さんからの伝言。
生ハム作りを通して学んだ、
生きること、考えること。

一田憲子さんの住まい方に学ぶ。
大人になったら始めたい、
手間なしシンプル生活。

磨き上げられたセンスが光る!
カッコいい大人のおしゃれスナップ。

麻木久仁子さんの気づき。
二度の病気を経てたどり着いた、
健やかな体をつくる薬膳。

道しるべがここにある。
神話に本に、女の生きざまを学ぶ。

バージョンアップし続ける、
100年時代の人生の味わい方。

酒井順子さんと考えた。
いつか必ず「家族」は終わる。
大切なのは縁をつなげる気持ち。



編集部こぼれ話

人生100年時代と言われている今、
心身ともに備えておきたいこととは?

人生100年時代とさかんに言われている昨今。歳を重ねると、もちろん身体的にはしんどいことが多くなってきます。それでも「まだまだこれから!」、そう断言する女性たちがこの号にはたくさん登場します。70代になったコラムニストの中野翠さんは「トシヨリはもう社会の中心ではないから、ハタ迷惑にならない程度に、自分を解放してもっとアナーキーに生きたい」と語っていました。さすがです。田中美津さんの新刊を紹介する中で「いかに成熟していくかは老いの醍醐味」と話す、ジャーナリスト・島﨑今日子さんの言葉にも励まされます。

前向きな気持ちはもちろん、それには健やかな体も大切。今号では、健康と食についても考えました。はつらつとした笑顔が印象的なタレントの麻木久仁子さんですが、実は今から9年前に脳梗塞と乳がんに罹患し、それまで特に気にかけていなかった健康と食の関係に気づいたといいます。そんなとき、ふとしたきっかけで出合ったのが、薬膳。その出合いから、実生活での薬膳の取り入れ方までを取材しました。
麻木さんが薬膳に引かれた理由のひとつは「食べてはいけないものがない」こと。季節ごとに体に必要なものを食べる、溜めこみ過ぎたものを省いて足りないものを足す。シンプルですが、とても理に適っています。たとえば、夏は熱が体にこもりがちな季節。暑いなと感じたら熱を取る食材を。けれど、もし冷房で冷えがちなら温める食材をちょっと足す。そんな微調整が身について、自然とできるようになれたらよいなあとつくづく。ストイックにならずに、ゆるく、何よりおいしく。楽しく手軽な薬膳の入門ページになっています。

 

(編集C)

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麻木さんのページでも紹介している、薬膳レシピ「牛肉と黒きくらげのそぼろ」をさっそく作ってみました。ごはんのお供はもちろん、冷奴にのせたり、レタスで包んだり、卵焼きの具材にとアレンジもいろいろできて、便利!

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