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POPEYE No. 893

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真夏のホラー大冒険。

今年の夏も暑いですね。そんな時は、じっくりひと夏かけて、ホラーの世界にはまってみるのはどうでしょうか。映画、ドラマ、文学、漫画、ゲーム・・・とさまざまなジャンルがありますが、あの手に汗握るドキドキ、ワクワク感は他の何にも代えがたいもの。ヒヤッっとすると、ちょっとした納涼気分も味わえますよね。今年は気になる新作もたくさん発表されているし、あの名作が名作と言われる理由もじっくり確認したいところ。ホラーって、本当に深い世界なんです。さあ、夏のホラー大冒険へ。気分はSUMMER OF HORROR、最髙の夏の思い出が作れるはずです。もちろんTシャツは、ホラーTで。

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CONTENTS

  • 特集
    真夏のホラー大冒険。
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  • HORRORのABC
    色あせない永遠の名作から最新ニュースまで。これだけは知っておきたい、ホラーの基本。
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  • ぼくの好きなホラー
    こがけん、細野晴臣、藤原ヒロシ、小島秀夫、松本穂香、遠野遥・・・ホラー好きの皆さんが教えてくれたオススメ作品と、その「見方」。
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  • HORROR T-SHIRT CLUB
    ホラーTシャツはいつの時代もかっこいいから、さりげなく着よう。
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  • キーワードでめぐる20世紀ホラー映画史
    ホラー映画はどのように進化してきた? 1919年の『カリガリ博士』から、ホラーの歴史を辿る。
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  • ENDLESS HORROR TALK.
    まだまだ尽きないホラーの話。

    ホラーにまつわる気になることを徹底調査した、スペシャルなコラム集。
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  • スティーヴン・キングについて知りたい30のこと。
    知ってそうで意外と知らない巨匠スティーヴン・キングについて、翻訳家の風間賢二さんに聞く。

From Editors 1

暑いし、怖いし、ドキドキするし。
なにか別の特集と組み合わせて10数ページの夏向けのブック・イン・ブックとして発表するつもりが、むくむく企画が育ちはじめて、気がつけばまるごと1冊「ホラー」になっていました。ということで、70数ページあるホラー特集です。(ひょっとしたらポパイ初のホラー特集?)。よろしくお願いいたします。

改めてホラーといっても映画、文学、ドラマ、漫画、ゲーム・・・とさまざまなジャンルがあり、また人それぞれ好きな世界も当然違うもの。まずは自分はどんな作品が好きだったかな? と思い出しついでに、むかし観て怖かった映画を観返し始めたのですが。都合よくディテールを忘れていたり(それもかなりホラーな体験でしたが)、いやもう観れば観るほどはまっていきますね。ゾンビ、スティーヴン・キング、金田一(石坂浩二版)にはじまり・・・、あっち行ったり、こっち行ったり、新旧織り交ぜながら、ひと足はやく「真夏のホラー大冒険」をしています。

特集は、最新ニュースから名作まで、ホラーの基本をまとめた「HORRORのABC」を入り口に、20世紀のホラー映画史、スティーヴン・キング研究など、読み応えたっぷり。ホラーをモチーフにしたTシャツの話など、ファッション企画もあります。暑くて、怖くて、ドキドキする、最髙の夏にいかがでしょうか。
矢作雄介(本誌担当編集)
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特集「スティーヴン・キングについて知りたい30のこと」でお話をうかがった風間賢二さんの著書『スティーヴン・キング論集成:アメリカの悪夢と超現実的光景』。夏のおすすめ図書。
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これから、久しぶりに引っぱりだした『漂流教室』(楳図かずお)と『ゲゲゲの鬼太郎』(水木しげる)を、まっさらな気持ちで読み返そうと思います。これってホラーなの? そのあたりはアバウトに楽しんでいます。

From Editors 2

夏の風物詩になることを願って。
町の中華料理店が冷やし中華を始めましたね。
「今年もそろそろあれが恋しくなる時期」と歌いたくなりますが、今年の猛暑はホラーで納涼なんていかがでしょう。ポパイはホラー特集始めました。

私が担当した「ぼくの好きなホラー」では、17名の方々に好きなホラー作品を語っていただきました。ホラーを愛する皆さんに話を聞いて驚いたのが、それぞれ独自のホラーの見方を持っていて、それがとてもユニークだということ。
「ホラーってコメディです。もはや顔芸」という人、「キャラクターがチャーミングで恋人にしたい」という人、「サウナのように気持ちが整うんです」という人……。固定観念が覆されるようなオリジナリティに富んだ面白がり方を知り、ホラーの懐の深さに驚きました。

その他にも、TVプロデューサーの藤井健太郎さんに「ホラーとお笑いって何だか似ていませんか?」と聞いたコラムや、ホラー遍歴バラバラな3名に1週間ホラー映画を見続けてもらったホラー日記企画など、ひと夏楽しめる内容を1冊にぎゅっと詰めました。

皆さんも今年の夏は自分だけのホラーの楽しみ方を見つけて、「ホラー始めました」をぜひ掲げてくださいね。そうしていただけると、来年の夏にまた、私たちもホラーを始めるのかもしれません……。
田口愛弓(本誌担当編集)
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これは、古着屋で偶然見つけた『レリック』(1997)のTシャツ。ホラー映画だけどフォントがカッコ良い。ファッションからホラーを始めるのもいいですね。
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取材で伺ったアーティストの小田原愛美さんのご自宅にいたぬいぐるみ。7~80年代のB級ホラー映画インスパイアで自作したそうで、確かにこれは可愛い。

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次号予告 10月号(9月9日発売)はFASHION ISSUE 2021 AW。

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