「朝早く起きるのがツライ」「何品も用意しなくちゃいけないのが疲れる」
……などなど、お弁当作りって、毎日続くと正直大変ですよね。
卵を巻いて、ウインナーを焼いて、という調理一つ一つは小さい作業ですが、これが積み重なると朝は時間との戦い。朝ごはんを作りながらに、シンクに山盛りの食器やフライパンの片付け。終えた頃にはもうぐったり。充電30%くらいしか残っていない状態で、一日が始まるという人（編集M）も多くいるのでは？ と思います。
そんな日々を救ってくれたのが、今回紹介する時短料理家ろこさんの「冷凍コンテナ弁当」です。
ろこさんは「コンテナ(保存耐冷耐熱容器)」を駆使して、時短料理界に新風を吹き込んだ今大注目の料理研究家さんです。
今回のお弁当本は、これまでのろこさんの冷凍コンテナごはんの工夫、時短ワザを集結させた冷凍コンテナの進化版！
「詰めて、冷凍して、チンする」だけで、お弁当のおかずが同時に３品ができあがるという、画期的なレシピです！
食材を切って、生のままコンテナに入れて、調味料をかけたら後は冷凍するだけ。朝はレンチンするだけなので、包丁、フライパンなど使うこともなく、片付けの時間も激減です。
これまでレンチン時短料理はありましたが、一度に3品（主菜1品、副菜２品）、コンテナ1つというのは初！ しかもレンチンは1回。すべて5分以内という、ズボラさんには嬉しい魔法のような調理方法なんです。
しかもこれだけ手を抜いたのにまさかの美味しさ！ その秘密は冷凍することにより、食材の細胞が壊れ、味がよくしみ込むからなんです。「え！これレンチンで作ったの？」と家族にびっくりされるたびに、ニヤリと細く笑むMです。
30年以上お弁当を作り続け、その大変さを実感しているろこさんだからこそ、生み出せた「冷凍コンテナ弁当」。効率とともに、おかずひとつひとつの美味しさを追求したろこさんのアイデアは、まさにお弁当のイノベーション！
本書ではお弁当に合うおかず101品を紹介しているので、新学期から始まる学校のお弁当、塾弁、またコロナ禍でお弁当生活を始めた、という人に是非おすすめしたいです！
