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BRUTUS 881号:札幌の正解

BRUTUS 881号:札幌の正解

BRUTUS No. 881

大好評、「都市の正解」シリーズ第2弾!前回の福岡に続くのは、日本随一の観光都市・札幌。海と大地がもたらすめくるめく美食の数々はもちろん、音楽、アート、建築と、多面的な魅力を持つこの街。誰もが気になる「正解」を探して巡ってきました。

1873年から続く商店街の外れ、狸小路にひしめく名店。多様性の時代へ突入したラーメンと、新ジャンル登場でより面白くなったカレーの2大ジャンル。近年アートとして価値が見出されている木彫り熊を求め、道外からもコレクターが駆けつける工芸店。世界中の音楽好きが集まるクラブ、歴史的建造物のなかで開拓精神を感じられる北大…。
付録は、「札幌食お助けアドレス」100。「一人でも札幌名物は外せない」「朝ご飯も手を抜かずに満喫したい」「知る人ぞ知る路地裏の人気店を巡る」などシチュエーション別の最適解がわかります。

出張でも観光でも、食事や買い物の機会は貴重なもの。絶対に、失敗させません!いつもの日常全部がスペシャルな街の、さらにいちばん素敵なところを味わい尽くしてみませんか?



CONTENTS

札幌エリアマップ

特集
札幌の正解

おいしいエリアの正解 ── おいしい店は狸小路の奥にある。

ラーメンとカレーの正解 ── 群雄割拠の2大ジャンル、今食べるべきは?

デートの正解 ── 札幌美女と一緒に。

音楽の正解 ── 音楽好きの行き着く先。

買い物の正解 ── 買うべきものが、そこにはある! 全国からファンが訪れる名店選。

次世代の正解 ── ハロー、サッポロニュージェネレーション。

北大巡りの正解 ── 北の心臓。

過ごし方の正解 ── 札幌滞在をもっと楽しくさせる12の体験。

クラフトの正解 ── 札幌の町を、クラフトで巡る。

おもてなしの正解 ── 好きになってほしい店があります。

ちょっと足を延ばして話題の宿へ。

Book in Book
札幌 食 お助けアドレス100

もうちょっと足を延ばして話題の宿へ。

コーヒーの正解 ── 札幌はなぜ深煎りなのか。

BARの正解 ── 良い曲、良い音、良いお酒。

アートと建築の正解 ── アートと建築を巡る3日間の探検。

チーズとワインの正解 ── 北海道産チーズにヴァン・ナチュールをペアリング。

噂の正解 ── 街の噂、店の噂、調査しました!

お土産の正解 ── お持ち帰りは「北海道」です。

 

…and more!


From EditorsNo.881 フロム エディターズ

札幌人に、
札幌愛はあるのか?

7月に発売した特集『福岡の正解』。BRUTUSでは、国内一都市を対象にした特集はあまりなかっただけに新しい試みではあったのですが、蓋を開けて見れば完売御礼! 発売後の反響などを見ていると、地元福岡の人におおむね好評をいただき、実際に福岡・九州でもよく売れたとのことでした。感じたのは「福岡の人って、ホントに福岡が好きなんだな」ということ。取材の段からそうでしたが、“福岡愛”に支えられた特集でした。

気を良くして(?)、今度は札幌じゃい!という話になったときに、実は少し不安もありました。「はたして札幌の人に、福岡人ほどの地元愛があるのか?」と。もちろんあるでしょうけど、福岡人のそれがあまりに強烈だったために、そこまでのものがあるのか。おそらく気候から来ている私の勝手なイメージですが、なんだか札幌の人ってクールな印象があって……。

ともかく、まずは札幌出身の知人に「今、なにか面白いこととか、いい店あります?」とざっくりと相談してみました。「ちょっと地元の知り合いに聞いてみる」と言ってくれたので待っていると、その晩に長い長いメールが届き、最初に「大変なことになった!」と。知人の知人、そのまた知人、そのまた……と話が広がり、それが集約された「俺の(私の)札幌のおすすめはここ!」と膨大なリストが添付されていたのです。しかも日々、リストの項目は増え、更新されていき……。いったい、どこからリサーチに行けばいいのか途方にくれてくらくらするほどの量で、感謝を込めて「ドン引きリスト」と命名しました。

その後の企画や取材でドン引きリストはもちろん大活躍したわけですが、最初のやり取りで札幌人の札幌愛を確認できたことで、自信をもって企画に取り組むことができたのでした。

●中西 剛(本誌担当編集)



From EditorsNo.881 フロム エディターズ

旅に出るなら、札幌が正解。

札幌といえば何だろう? カニ? ウニ? ジンギスカン? スープカレー? あぁ、食べ物だらけになってしまった。すすきの? 北大? モエレ沼? サッポロビールもあるか。まぁ最初はそんなイメージだった。

実際、食べたのは、美瑛野菜のサラダだの、とうもろこしの春巻き、蝦夷鹿のジビエとか、赤ピーマンのムース、さんまサンドなどで、カニだのウニだのというのは見る機会すらなく、スープカレーではなくインドカレー(ジャドプール)を食べ、味噌ラーメンではなく担々麺(茶月斎)を選ぶ始末であった。

今回の取材を終えて、札幌のイメージは大きく更新され、いまや札幌といえば、サンドイッチと深煎り珈琲の町であり、美味しいワインが飲める町、音楽の似合う町、ビルの町であり、素晴らしいサウナのある町、アートや建築が彩る芸術の町でもある。

今回の取材で札幌には2度訪れたが、1度目の出張の最後の夜に地震に遭遇した。2週間後の再訪した時点ですら、札幌はすっかり落ち着きを取り戻していたので心配は無用、旅先に札幌を選ぶのは間違いのない正解だ。この1冊さえ携えていけば、まるで自分の町のように札幌を楽しむことができるはずだ。

●町田雄二(本誌担当編集)



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