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BRUTUS 876号:大人の身だしなみ入門。

BRUTUS 876号:大人の身だしなみ入門。

BRUTUS No. 876

清潔感をまとうことは、流行りの服を着ることよりずっと大事なこと。日々の暮らしのなかで、他人の匂いや荒れた指先、乱れたヘアスタイルが気になったことのある人も多いはず。翻って、自分はどうだろう? 今号のブルータスは「グッド・グルーミング・ガイド」。揃えたい道具と正しい作法、身だしなみの知識を集めました。

髭、髪、肌、下着、靴と洋服……特集では、押さえるべきポイントを、5つの章でお送りします。基本的な髭の整え方、ヘアスタイリング剤選びとその考え方、正しい洗顔法、靴と洋服を清潔に保つ道具、デンタルケアから髪が薄くなったらどうするかまでを徹底解説。この一冊で、紳士のグルーミングが完成します。付録は、香水のことがもっと好きになる小冊子「PERFUME THE FUNDAMENTALS」。

化粧品やコスメという言葉に馴染めない人も必読の、ジェントルマンズブックです。



CONTENTS


特集
Good Grooming Guide
少しの香りと清潔感、大人の身だしなみ入門。

身だしなみの道具。
松浦弥太郎、トム・ブラウン、ブルース・パスク、服部哲弘、デーヴィッド・マークス、吉田昌太郎

THE BEARD/髭

THE HAIR/髪

THE SKIN/肌

UNDERWEAR/下着

SHOES & CLOTHES/靴と洋服

Book in Book
PERFUME : THE FUNDAMENTALS
香水のことがもっと好きになる、いくつかの話。

 

…and more!



From EditorsNo.876 フロム エディターズ

男性のグルーミングは
どこまでやるべきか?

流行りの洋服が似合わなくなったのはいつの頃からだろう。髪やヒゲにも白いものが交じるようになり、少し前まで様になっていると思っていた無精ヒゲもいつの間にやら煩わしい存在に変わっていた。まあ40歳も過ぎれば、洋服に気を使うより、その内側に気を使った方がいい。大人にとってのファッションとはまずは身だしなみだから。

理髪店には髪が伸びる前にいって、次の予約を入れてから帰る。ヒゲは伸ばすものではなく整えるもの。自分でハサミを入れるコツぐらいは知っておく。ちょっと贅沢だけど、理髪店のネイルケアで手に入れたピカピカの健康的な爪は、思っていたよりずっと良かった。自分でやるとなると道具も揃えないといけないし、それなりに時間もかかる。だからグルーミングは義務感でやるものではなく、むしろ贅沢な楽しみだ。

スキンケアについてはどうか? 香りに癒やされ、肌の調子も良さそうだけど、人に話すにはまだ少し勇気がいる。コットンでパッティングする気には今後もなれそうもない。資料として読んだ60年代のアメリカのファッション誌にはこんなことが書いてあった。男性にとって化粧品は自分で揃えるのではなく、洗面台にある妻のものを少し借りて使うぐらいがちょうど良い、と。いまでも気分的にはその通りかもしれない。

男性はどこまでやるべきなのか? 正解はないと思うけど、男性のグルーミングは美しさを求めるのではなく、清潔感さえ持てればいい。清潔感をまとうことは流行りの洋服を着るよりずっと大切なこと。髪、ヒゲをしっかり整え、頭皮や体の匂いにも気を使い、キレイな下着を身につける。さらに言えば、気のきいた香りを自分で選ぶことができ、適量をまとえること。香水はつけない、という人も多いと思うけど、実はとても奥深く面白い世界。今回はその入口となる小冊子も作ってみたのでそちらの方もぜひどうぞ。

●町田雄二(本誌担当編集)



From EditorsNo.876 フロム エディターズ

そうです、美容男子ではありません。
人に不快感を与えないための身だしなみの特集です。

気持ちはまだ若いのだけど、どうにも、着々と、おじさんクサくなってきている四十代。日々一緒に過ごしている嫁や娘がクサいクサいと声を揃えて言うのだから残念ながらそうなのだろう。だから、このグルーミング特集を機に、いままで僕の生活の中にはなかった本当にいいものを買ってみることから始めてみた。

石鹸はヤエカの服部哲弘さんが紹介してくれたマリウス・ファーブル社のマルセイユ石鹸。立派な木箱に入った長さ38cmのビッグバーは、向こう2年は余裕で使えそうな塊である。値段は1万円くらいするけれど、この量を思えば安いもの。主原料はオリーブや塩、ココヤシで、泡立ちもいいし、洗った後もしっとりするのがいい感じ。粘土のような素朴な匂いも逆に体には良さそうである。

取材をさせていただいた女性陣から大いにご指摘を受けたのは、頭皮の匂い。おじさんはもはやすれ違うだけでも女性たちに強烈なダメージを与えるらしい。薄々感づいてはいたけれど……。でも、大丈夫。神宮前のヘアサロン、ツイギーのヘアトニックを使えば、そんな匂いともお別れできると聞き、すぐに買って使い始めた。お風呂上がりにマッサージしながら使っているのだが、気持ちがいいし、香りもいい。効果はあると期待したい。

パピエラボの江藤公昭さんが使っていたサンタ・マリア・ノヴェッラのマウスウォッシュも気になって、編集部から近い銀座のお店に買いに行くことにした。ミントとハーブがあって、江藤さんはミントを使っていたけれど、僕はさんざん匂いを嗅がせてもらって、ハーブを選んだ。数滴をグラス一杯の水に薄めて口をすすぐのだが、適度に爽快。ドラッグストアで普通に売っているものはちょっと刺激が強すぎるので、これくらいがちょうどいいと思った。

あと、松浦弥太郎さんが紹介していたナリンのハーブオイルも最高で、手に適量をつけて肩、首、こめかみあたりに揉みながら馴染ませると爽快感がものすごい。これを夜な夜な塗りながら、この号も乗り切った。松浦さんも言っていたが、花粉症にもいいらしい。僕は重い花粉症持ちなので、来年これを使うのが楽しみになった。

こんな具合に、ここでは書ききれないほど、たくさんのケア用品を買ってしまった。でも、美容男子になりたいわけではまったくなくて、あくまでも身だしなみのためである。高輪 手島理髪店でやってもらった爪磨きも、思った以上にピカピカになったので、かなり嬉しくなったが、あくまでも健康的な指先でいたいだけである。

僕がいま最も行ってみたいのは、ニューヨークのミッドタウンにあるMANHATTAN BEAUTYだ。トリマーやシェーバーなど、海外ものはデザインもかわいいものが多い。ちなみに、このお店は校了後に知ったので、取材はしてないです。が、ニューヨークに行かれる方がいたらぜひ。美容男子にはたまらないらしい(笑)。

●小笠原民織(本誌担当編集)



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