ぼくの絵本美術館 新装版(堀内 誠一 著)
あの『ぐるんぱのようちえん』の!
あの『アンアン』の!
『アンアン』をはじめ、
『ブルータス』『ポパイ』『オリーブ』と
数々の雑誌のロゴデザインを手がけ、
天才的なアートディレクターとして活躍した堀内誠一の
もう一つの顔。それが、絵本作家です。
『ぐるんぱのようちえん』『マザーグースのうた』など
幼少の頃、手にした人も多いのでは?
絵本は官能的だ。
堀内誠一が生涯愛しつづけた絵本の世界とは
いったいどのようなものだったのか――。
ラスコーの壁画、マチルダのタピストリーから
ボッシュ、ブリューゲル、シャガール、カンディンスキーまで、
絵本の古典コールデコット、モンヴェル、グリナウェイから
現代のムナリ、レオニ、長新太まで――。
本書は、絵本の歴史と魅力を一望する画期的な絵本論。
ここでしか味わえない「偏愛的個人美術館」です。
カラー図版多数収録。