ものぐさ自転車の悦楽 折りたたみ自転車で始める新しき日々(疋田 智 著)
●内容紹介
疲れすぎるのイヤ、パンク直せない、お酒大好き、でも、ちょっと乗ってみたい・・・。そんな“ものぐさ”な人のための、快適&ラクチンな自転車生活指南エッセイです。1年で17キロ(!)のダイエット、10年で1400万円(!!でもホントです)にも及ぶ経済効果、さらに、今まで知っていた街と街が点から線、面へとつながっていく楽しさ――。著者の実体験に基づく自転車生活一般のメリットを枕に、本書は「ものぐさ者は折りたたみ自転車(フォールディングバイク)に乗ろう!」と強く推薦(飲んだり疲れたら電車で帰れる、地方の旅にも気軽に持っていける、ストップ&ゴーが容易な特性は信号の多い都市むき、などがその理由)。その上で、「家のまわりで乗る」→「通勤に使う」→「日帰りの旅」→「地方への輪行」・・・と、ステップを追って、安全のための正しい乗り方や心得を紹介、初心者の方でも、今すぐ楽しい自転車生活を始められます。また「飲み会には居酒屋までは自転車で、帰りは折りたたんで電車かクルマで帰宅!」「都市に自転車を持って滞在、町中を走り回ることで住民気分を味わう」など既存の自転車本では決して書かれなかった折りたたみ自転車ならではのユニークな楽しみ方も満載、すでにロードバイクやクロスバイク、MTBなどに乗っている人にも必ずや自転車の新しい魅力が見つかる一冊です!難しいことは全部あとからなんとかなる、今すぐこの本を読んで“ものぐさ自転車”の悦楽世界へ漕ぎ出しましょう!
目次から:●自転車生活にはこんなにもメリットが●乗るべきはフォールディングバイクだ●自宅周辺を乗ろう●会社まで行ってみよう●大きく道草を食おう!●ツーリングにも、行ってみる?●2台目の自転車は?●自転車ブームはブームでは終わらない(自転車社会への考察)
●著者紹介
疋田智(ひきた さとし)
本業はテレビプロデューサーながら、「自転車ツーキニスト」(自転車を使い通勤する人)の草分けとして書籍、ムックをあわせると20冊超の自転車本を著している。とかく専門的でシリアスになりがちな自転車実用書の世界で、ツボをおさえつつ間口の広い軽妙な筆致はマニア以外にもファンが多数。自転車の乗り方、楽しみ方はもとより、ありうべき自転車行政の形、自動車&自転車の共生、など未来をみすえた提言も数多く行っている。
近著に「自転車会議!」(共著・PHP研究所)「自転車の安全鉄則」(朝日新書)「ロードバイクで歴史旅」(エイ出版社)「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」(朝日新聞出版)「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫