誰が日本を支配するのか!?検察と正義(佐藤 優 責任編集 魚住 昭 責任編集)
●内容紹介
「小沢事件」では検察捜査にほころびが見え、
「村木事件」では検察の筋書きが崩壊した!
政治資金規正法違反で逮捕された石川知裕元議員の獄中日記や
佐藤 優が石川知裕へ送った61通の応援FAXも紹介しながら、
「国家の正義」の象徴であるはずの検察の今を問う。
国家に対して懐疑的な態度を取り続ける宮崎 学と雨宮処凛が
「国家の正義とは何か?」について語り合う対談も必読!
1.検察崩壊 郷原信郎×魚住 昭
2.石川知裕「獄中日記」平成22年1月16日~2月5日 佐藤優さんから石川知裕さんへの応援メッセージ
3.小沢一郎氏への想い 石川知裕×魚住 昭
4.何でも自己責任で人の人生をふりまわすな! 宮崎学×雨宮処凛
・付録 小沢一郎年表
●著者紹介
・佐藤 優(さとう・まさる)
1960年1月18日、埼玉県生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。分析のエキスパートとして力を発揮し、対ロシア外交の最前線で活躍。「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年5月、背任容疑で逮捕。東京拘置所に512日間勾留される。逮捕の後も辞職はせず、失職までの執筆時の肩書きは「起訴休職外務事務官」。05年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
・魚住 昭(うおずみ・あきら)
1951年10月25日、熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業。共同通信社社会部で司法記者として東京地検特捜部、リクルート事件などを取材。96年退社し、フリーのノンフィクション作家に。同年、共同通信社会部のチームで書いた『沈黙のファイル -「瀬島龍三」とは何だったのか-』(共同通信社)で日本推理作家協会賞受賞。2004年、『野中広務 差別と権力』(講談社)で講談社ノンフィクション賞受賞。'06年より、佐藤優、宮崎学らとメディア勉強会「フォーラム神保町」を運営。Http://uozumi.info/