●内容紹介
ひとたびフランス人に（あるいは外国人一般に）「あなたはどんな才能がありますか？」と尋ねたら、「私は○○が上手くて、××も得意で…」と、こちらが遮るまで、とうとうと自分の才能自慢を滔々と語り続けるだろう。翻って、日本人に同じことを聞いてみると、”どうせ私は才能がないから…”と諦めてしまう。
「才能」は何も特殊な人に授けられた、特殊な天分ではなく、どんな人にも生まれながらに備わっている、極めて身近ではあるけれど、その人の運命を左右する一番大切な個性である。
自らも、音楽家、教育家、武道家とさまざまな才能を開花させているフランソワ・デュボワが語る、「好き」という才能のタネに気づき、それを運命を変える才能に開花させるメッソドを紹介する。
●著者紹介
フランソワ・デュボワ
フランス出身。作曲家、マリンバ奏者、能力開発研究家（デュボワ・メソッドR開発者）、武術家（武当内家拳国際継承者）など、芸術・教育・武術の各方面で活躍
＜音楽＞
作曲家、マリンバソリスト、レジオンヴィオレット勲章音楽部門金章（史上最年少）、仏財団賞、CD8枚、マリンバ史上初の完全教本「4本マレットのマリンバ」（全3巻）執筆
＜教育＞
９８年、慶應義塾大学にて学生向けキャリアマネージメント講座開講、日本の就職活動生にとって全く新しいコンセプトのこの講座では、C・ゴーンなど多彩なトップエグゼクティブをゲスト招待（C・ゴーン氏とはこの時の縁で後に対談本にも登場いただく）。2004年キャリアマネージメントのメソッドとして「デュボワ・メソッドR」の名称を正式に掲げ、社会人向けにも門戸を開く、2005年「デュボワ・メソッドRスクール」設立。
著書に『デュボワ思考法』（ダイヤモンド社）、『日本人には教えなかった外国人トップの「すごい仕事術」』（講談社）ほか多数。
＜武術＞
十代の頃より長年武術の修行を積み、デュボワ・メソッドRにも武術が活用されている。2008年１１月から３ヶ月間、中国・武当山（中国湖北省・世界遺産）にて武当内家拳の修行を積む（八卦掌、太極拳、気功）。修行の目覚しい功績が評価され、外国人で初めての「武当内家拳国際継承者」となる（2009年7月）、日本で武当式の太極拳・気功を学べるWIMA設立（2009年2月）
＜映画＞
『ロスト・イン・トランスレーション』（ソフィア・コッポラ監督、アカデミー脚本賞）出演