アウトプット・リーディング(小林 亮介 著)
●内容紹介
ビジネス書&自己啓発書、あるいはビジネス系雑誌でも「読書」の重要性はさんざん語られている。「何を読むべきか」「多読しよう」「速読しよう」「マインドマップでまとめよう」……読書の切り口もさまざまだ。でも、インプットの方法についてはいろいろ書かれていても、アウトプットの方法についての言及が少ない。本当は、読後のアウトプット(学んだことをどう生かすか)のほうがよっぽど大切なのに。
著者は、それまでの“ダメダメ人生”を「ビジネス書を読む」ことで切り開いてきた。本に書かれた考え方や提案に共感し、紹介されているスキル&テクニックを実践し、「血肉化」することで、自身も大きく成長してきた。つまり、読後のアウトプットに力を入れてきたのだ。とくにその読書量は桁外れで、書籍代に年間180万円以上(1日平均2.7冊以上の読書ペース)をかけている。そして、それらの「読書効果」を倍増させているのがtwitterやモバイル機器を活用したユニークな読書法。著者は、本を読み終えるたびに読後感をtwitterでつぶやき、それに対して他者からリツイートが寄せられ(ネット上の読書会が生まれる)、それらが重層的に折り重なることで、立体的な読書をすることができるのだ。
●著者紹介
こばやし・りょうすけ
1981年、静岡県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。司法書士。大学在学中に司法書士試験に合格。新卒時には大手銀行に就職。その後退職し、地元(静岡県御殿場市)で「小林総合法務事務所」を開設。自身が「ビジネス書を読む」ことで人生を切り開いてきた経験をもとに、ビジネスパーソンを中心に広く読書効果を提唱している。現在、年間180万円以上の書籍代をかけて読書に励み、スマートフォンやクラウドコンピューティングを利用した司法書士業務の効率化の研究にも取り組んでいる。